12.26(7日目) くもり

ルームサービスの朝食をの〜んびりとる。
この時食べたレモンジャムは今まで食べた中で1番おいしいと思う。
フレッシュな生ジャムで甘さは控えめ。
その分酸味が強いところが気に入ってしまったのはMiが酸っぱい物好きだから。
今でも無性に食べたくなることがあるけれど、
あんなにおいしいレモンジャムはまだみつかっていない。

朝食はキッチンのテーブルで。
飲み物は前日に希望を聞いてくれます。
 220000リラ

「お昼を食べてから出発すればいいのに」と言う夫人の言葉に
後ろ髪を引かれながら出発。

アマルフィ(Amalfi)までの道をガソリンスタンドのおじさんに訊いて
スイスイ進む。
くねくねした道なのでMiは酔ってしまった。
海のすぐ脇を走る道はとても眺めがいいのに、気持ち悪くてそんな余裕はナシ。
海はエメラルド色で吸い込まれそうだった・・・はず。

ガードレールも景色にとけ込んでおしゃれ

ホテルは町の端にあった。
外見は海風にさらされてぼろぼろだったから「ええーこんな所なの。失敗した」と内心がっくり。
エレベーターでロビーまで上がると、中は外とは大違い。
きらびやかな豪華さはないけれど、元修道院だけあってゆったりと落ち着ける。
中庭の雰囲気も素敵。

Hotel Luna Convent

どの部屋からでも眺めはよさそう
230000リラ

部屋は海の真ん前。
テラスで海風に吹かれるのは気持ちがいい。
バスルームのタイルが人魚模様で、かわいかった。
二人ともこの部屋がお気に入り。

外に出かけるつもりだったがリストランテからの眺めがよかったので
ホテル内で食べることにした。
雲の間から陽がさしてきたら
「5日ぶりですよ」とカメリエレのおじさん達みんな、すごく嬉しそうだった。

・カプレーゼ・ファルファッレ(蝶型パスタ)のトマトソース・魚介グリル盛り合わせ
・牛肉グリル・フライドポテト・ミックスサラダ・チェリーカスタードケーキ
・果物・カフェ・ワイン・水  100000リラ

夕方町へ散歩に出かけた。
海は荒れていて道路までしぶきを飛ばしていた。
「昨日はこんなもんじゃなくて、もっと荒れていたんだよ」と
通りかかったおじいさんが教えてくれた。

ドゥオモの天国の回廊を見学して、そぞろ歩きを楽しむ。
同じようにお散歩中の人がたくさんいた。
かわいい食材やさん、バールが並ぶ通りはおしゃれで素敵。

       

夕方のドゥオモはひと味違った美しさ              曇天が重たいアマルフィ

名産のリモンチェッロ(レモンリキュール)はどのお店でも
気軽に試飲させてくれるので、自分好みの味が探せる。
甘いけれどさっぱりして飲みやすい。
けっこうアルコールがきついのでMiは試飲だけでドキドキ。
記念にレモン柄のお皿も1枚購入。

        

            夜が更けるほど賑わう通り               色とりどりの果実酒に目移りしてしまう