12.25(6日目) くもり

ポーターのおばあちゃんはスーツケースをズリズリ引きずって運ぶ。
キャスター付いてるし、それなら自分で運んだほうがマシかも。

海沿いの道を走って1時間。
白馬(マキバオーみたい!)の観光馬車が走るソレント(Sorrento)を抜けて
高台の町サンタ・アガタ(SantaAgata sui due Golfi)へ。

リストランテの駐車場に車を入れた途端、
「ようこそ!」とオーナーシェフのアルフォンソ氏と夫人が笑顔で迎えてくれた。
修行に来て3週間の日本人男性ともご挨拶。

早速、今晩泊まる部屋に案内してもらう。
リストランテとは別棟の3階が私達の部屋。
部屋と言っても、キッチンにリビング、ベッドルームとマンション1軒分の広さ。
バスルームはスミレのタイルがかわいい。
鍵は建物の入り口と部屋用の2個。
まるで、ここで暮らしているような気分が味わえる。
螺旋階段を上がると屋上に出られるようになっていた。

おしゃれをして食事に行く。
お料理は繊細でおいしいし、夫人の笑顔のサービスも心地よかった。
メニューは食べてみたい物がたくさんあって、悩んでしまう。
特にデザートはどれも魅力的で、本当に悩んだMi。
プレーン、にんじん入り、空豆入り、ウイキョウ入りの4種類のパンも
ほっこり温かくて、食がすすんでしまうおいしさ。
締めのプチフールは10種類が各々全く違って、どんなに苦しくても
全種類食べてみなくてはと思わせる味。
もっともっと大食いだったらなあ。

Don Alfonso


・オマールの甘酸っぱいソース・ポルチーニと牡蛎のシンフォニー、トリュフ添え
・ボンゴレとズッキーニのリングイネ・魚介のフリット・ほろほろ鳥ロースト
・ホワイトチョコレートのムース、オレンジソース・プチフール盛り合わせ
・スプマンテ・グラッパ(ソフト&ハードタイプ)・カフェ・ワイン・水
270000リラ

夜の町に出かけたが、サンタアガタは何もなくてひっそり。
ソレントまで行ったらお店はやってないのにすごい渋滞だった。
教会へ行く人たち?