12.29(10日目) 大雨〜くもり〜晴れ コロコロ変わる天気

ここまで来たんだからとレッチェ(Lecce)に行った。
ミルク色したバロック様式の建物がたくさんある旧市街はすごい渋滞でなかなか進まない。
車を泊める場所も見つからないので、車窓から
「あれがサンタ・クローチェ聖堂で〜す。見ましたか?見ましたね」
なんて言って町の雰囲気だけ味わい、渋滞の町からとっとと脱出した。

大渋滞のレッチェにイライラしてたYuでした

さてこの後はどうしよう。
あまり雰囲気のよくなさそうなバーリ(Bari)を抜けてバルレッタ(Barletta)
に行ってはみたが、町が暗い感じ。
薄暗い小道には悪そうな小僧がたまっていたのでどーもね。
ホテルもピンとこないし・・・

気分転換に大きなスーパーでお買い物。
きれいなグリーンの柄のスプーンやリゾットなどを買う。
食器コーナーを見たら安くてかわいいお皿があった。
お土産用じゃなくて日常使い用の安い物だけれど、なかなか素敵。

赤ミシュランを見ていたら、一つ星のトラットリアがあるマッティナータ(Mattinata)が近そうなのでとりあえずそこに向かってみる。
これと言った見どころはない、海沿いの小さな町。
海がどーんとあるだけ。ただそれだけなのがいい。

Hotel Apeneste


109000リラ

バスルームの中にトイレがあるのは普通だけれど、ここはトイレの中に
シャワーがあった。変なの。
シャワーを浴びたらトイレットペーパーが濡れちゃうので、はずしておいた。
便器だって濡れちゃうし使いにくい。

延々と続く松林を抜け、こんな所にあるの?と不安になる頃トラットリアの灯りが見えた。
オススメの前菜ブッフェは1品ごとにサーブしてくれる。
少しずついろいろな物が食べられたのでMiは大満足。
あまり量が食べられないと話すと、メインのお魚も取り分けてくれた。
スープやババ(サバランに似たリキュールたっぷりのケーキ)のサービスもあって
とても感じがいい。
真っ暗でよく見えなかったけれど、窓の向こうはすぐ海。
昼間の方が景色を楽しめてもっと素敵かもしれない。

Trattoria della Nonna

・前菜ブッフェ(スモークサーモンとスズキのメロン添え、アーティチョークグリル、
ナスのマリネ、ナスのパルミジャーノ焼き)・白インゲン豆と野菜のスープ
・スパゲティボンゴレ・オレキエッテのノンナ風・魚介グリル盛り合わせ
・ババ・リコッタチーズのケーキ・レモンソルベ・カフェ・ワイン・水  960000リラ