9.6 (月曜日) 雨のち晴れ 走行距離 350キロ
朝になっても雨は土砂降りのまま。
今まではずっと天気に恵まれてきたのに。
雨の中、カテドラル見学へ。
聖なる巡礼地のカテドラルの中には、柱にキスをしたり抱きついたり、ひざまずいたりする人がそこここに。
必死になって写真を撮りまくっている人も多い。
自分とはかけ離れた世界に少しとまどってしまったけれど、行列に加わって聖ヤコブ像の近くまで行った。
信者はマントにキスをするのが慣習らしいが、Miは信者ではないので頬を寄せるだけにした。
ちゃんとキスしたYuは唇が腫れて、熱っぽいと言い出した。
柩も拝んだし、もしかして・・・・?
Yuは憑きやすいんだから気をつけなきゃね〜。
雨のあがったサンチャゴをお昼頃に出発し、ビーゴ(Vigo)でペセタをポルトガルのお金、エスクードに両替した。お金の価値がわからなくなりそう。 (1エスクードは0.62円)
高速を走っているとポルトガルの標識が出てきた。
「あれ?ポルトガルなの?」なんて言ってるうちに、もうしっかりポルトガルを走っていた。
いつポルトガルに入ったのかよくわからないけれど、運転の特徴はスペインとは違っている。
ガンガンとばす激走タイプはスペインより激しいくらいで、危険を顧みないで追い越しをかけるおバカが多数。
反対に、おいおい止まっちゃうの〜って感じの超ノロノロタイプもこれまた多い。
スペインで激走タイプに慣れていたので、ノロノロタイプの方が怖い気がした。
アヴェイロ(Aveiro)はポルトガルのヴェネチアと呼ばれる水の都。
町の中に運河が流れているが、水はよどんでいてきれいとは言えない。
遠くから眺めているだけの方がいいのかもね。
それでも、運河の向こうに塩田が広がる風景は不思議と落ち着いた気持ちになれるから好き。
ちょっと早いかなと思ったけれど、夕食へ。
目星をつけていたお店は2軒ともお休みだったので、メルカド(市場)の前に、賑わっているお店があったので入る。
ポルトガルはスペインより食事の時間が早いの(日本と同じような感覚)で、夜しっかり食べても平気そう。
お店の名物料理シュラスコはすんごーくおいしかった。これだけおいしかったら混むわけだ。
ミルクティーもロイヤルミルクティーで久しぶりにおいしい紅茶を飲んだ気がする。
お水は冷えていない物と冷えている物、どちらにするか訊かれた。
ホテルの部屋でもジュースは冷蔵庫ではなくて棚に並べられていたっけ。
ポルトガルの人はあまり冷えた物は飲まないのかな。