9.4 (土曜日) うす曇り 走行距離260キロ
カテドラルと付属の美術館を見学。
チケット売り場のお姉さんが「急いで」と言うので何かと思ったら
何人か集まるごとに解説の人がついて館内を案内してくれるのだった。
どうせスペイン語の説明じゃわからないんだから、意味ないよなんて思いつつグループについてまわった。
磔のキリストがスカートをはいている絵があった。
なんでスカートをはいてるの?と誰もが思うはず。
係りの人が説明していたけれど
「なぜキリストがスカートをはいているかと言うと・・・」
情けないことにMiにはここまでしか理解できなかった。
「なんでなんで?」とYuに訊かれても、わからないものはわからないんじゃ。
てなわけで、未だにわからずじまい。
レオンを出て、海沿いに向かって山を越え、A-66を進んでいく。
途中で高速が途切れていたが、道がいいのでドライブは快適。
アビレス(Aviles)で休憩。
ここからは海沿いのクネクネした道が続いている。
何カ所かでバイクが事故っていた。気をつけなければ。
道路の脇ではここ、アストゥリアス地方特有の高床式倉庫オレオが目に付いた。
ほとんどの家が赤茶色のかわら屋根で、生き生きした緑によく映えてきれい。
ルアルカの町の入り口は渋滞がひどかったので、ホテルは市内から6キロほど離れた街道沿いに決めた。
荷物を置いて、ルアルカ(Luarca)へ遊びに行く。
中心に川が流れていている、こぢんまりとした町。
川の両側にホテルや家が建ち並び、どことなく日本の温泉地のような雰囲気。
こんなにひなびた所なら、町中のホテルにしてもよかったかな。
夕方になるとちょっと肌寒いのに、それでも子供達は元気に川で泳いでいた。
これが若いって事?
ホテルに戻って夕食までシエスタ。
毎日シエスタして、体がどんどんスペインになじんでいっているみたい。
9時過ぎに併設のレストランへ。
バルではテレビのサッカー観戦にオヤジがたくさん集まっていた。
・キャベツとジャガイモの炒め物・ソパデコカ(サフラン風味スープ)
・牛肉の蒸し焼き・魚のすり身ロール・プリン・レ、ケセリア(フレッシュチーズ)
・カフェ・ワイン・水 3900ペセタ
レ、ケセリアを辞書でひいたら『牛乳豆腐』とあったので、なんなのかさっぱりわからず・・ケソ(Queso)がチーズだからその仲間かなあと思いながら注文した。
出てきたのは、まさにフレッシュチーズのダノン。
別添えのハチミツをかけて食べると、とってもおいしいし体にもよさそう。
ただ日本で売られているダノンはほんの二口程度だけれど、ここのは小どんぶりにいっぱい。いくら何でも全部食べたらカロリー取りすぎじゃ?って感じで怖くなり残してしまった。ごめんなさ〜い。