9.12 (日曜日) 晴れ 走行距離 60キロ
目が覚めたら11時で焦ったYuは
「もう11時だよ。起きて〜」なんて叫んでいたけれど、Miはとっくに支度をすませていたのだった。
ウベダ(Ubeda)まで小1時間、木がブツブツに見えるオリーブ畑の中を走る。
途中、立ち寄ったバエサ(Baeza)はアーチで囲まれた広場が素敵な、こぢんまりとした町。
広場に集まっていた軍隊の若者は制服姿がりりしくて皆さんかっこいい!!!
ウベダのパラドールに到着。
外観が冷たい感じで気乗りがしてなさそうなYuはノロノロ歩いていたが、ずっと泊まりたいと思っていたMiはズンズン中に入って行った。
入ってすぐ明るいパティオが広がっている。ここでお茶も飲めていい感じ。
Yuもこのパティオはすぐに気に入って、泊まってもいいと思ったらしい。
部屋は天井がとても高く、外の暑さが嘘のように冷んやりとしている。
床にはめ込まれたタイルもアンティックで素敵な物。
お昼もパラドール内で。
・ガスパチョ・ほうれん草のウベダ風・子牛のペッパーソース
・鴨のオレンジソース・ナティージャ・カフェ・ワイン・水
・オリーブ・タラのフリット・カナッペ・野菜のトマト煮
8500ペセタ
昔グラナダで食べたナティージャは堅めのカスタードクリームみたいな物で、おいしいとは思わなかったけれど、
今日、食べたのはサラサラしたカスタードスープみたいだった。シナモンが少しかかっていてよく冷やしてあって、これはおいしかった。
甘さもちょうどよかったし、Miの中でナティージャの評価は大幅アップ。
(とても気に入ったので日本に帰ってから、スペイン料理の本を見ながら何度も作ってます)
食後、お決まりのシエスタをしてからお散歩。
町をあるいてみたけれど、日曜日でほとんどのお店はお休み。
1軒開いていた陶器やさんで深緑のお皿(ウベダ焼き?)を買う。
2枚で1300ペセタなので5000ペセタ札でお釣りをもらおうとしたら、お釣りがないって。
お店の外で待っていたYuに細かいお金を借りて、どうにか支払えた。
バルでマンサニージャ(カモミールティー)を飲んで、おやすみなさーい。