9.11 (土曜日) 晴れ  走行距離 315キロ

以前グラナダ(Granada)で食べたソパデアホ(ニンニクスープ)がまた食べたいと言うYuのリクエストで、まずはグラナダへ。
テラス席は風が抜けていい気持ち。
あんなに食べたがっていたYuだったけれど、ソパデアホは寒い中アツアツを食べるのが一番みたいで、期待はずれのよう。
夏はやっぱり冷たいガスパチョだよ〜ん。

Torre Bermejas**


・ソパデアホ・ガスパチョ・ローストチキン・リンゴ
・ワイン・水   1500ペセタ

炎天下のアルハンブラ宮殿を見学する根性はないので、木陰のカフェから宮殿を見上げて食後の休憩。おなかはいっぱいだし、動きたくない。

ここから見るアルハンブラ宮殿もなかなか

公衆電話からウベダのパラドールに電話をしたら満室。
キャンセルが出るかもしれないから、5時頃もう一度かけてとのこと。
ハエンのパラドールは何度かけても誰も出ずに呼び出し音だけ。
誰も出ないって事は営業してないのか、それとも忙しくて電話に出られないのか。
とりあえず、ウベダより近いハエンまで走ることにした。

陽ざしがきつい上にカジノで興奮して寝不足のYuはヘロヘロ状態。
もちろんレンタカーにエアコンなんてついてない。
空気が乾いているので汗はそんなにかかないけれど、暑いものは暑い。
このままではやばいと、ガソリンスタンドで買った冷え冷えの水でタオルを濡らし、それを首やおでこにあててYuを元気づけた。

冷たい水でごまかしつつ、たどり着いたハエン(Jaen)の町の入り口でもう一度パラドールに電話してみる。
ウベダはやっぱり満室だって。週末だからね〜。
ハエンの方はまたしても誰も出ないので、ここまで来たから直接行ってみる。

駐車場は車がたくさんあって、休業中ってことはなさそうだ。
ここも満室かなあと不安になりながら中に入ると、お客の応対やらなんやらで忙しそうなフロント氏。これじゃ電話に出る暇はないかと、ちょっと納得。
なんとか部屋は空いていて、ひと安心。

すぐに着替えてプールへ。
オリーブ畑を見下ろしながらプールサイドでのんびりすると、気持ちよくてつい、うとうとしてしまった。
運転中は死にかけていたYuも元気を取り戻していた。
水のあまりの冷たさにひるんでいたけれど、スペイン美女が平気な顔で泳いでいるのを見て意を決して入っていた。
負けるな、日本男子!

     

心地いいプールサイド                      まわりはオリーブ畑ばかり

今日はグラナダでもハエンでも、花嫁をたくさん見かけた。
ハエンの花嫁はパラドールをバックに記念撮影をするのがお約束?
車でやって来ては、何組も写真を撮っていた。
ウェディングドレス姿でタバコってのも、なんだかスペインぽいと思った。
さすがに写真を撮るときは吸ってなかったけどね。

花嫁花婿が乗る車のフロントは花やリボンで飾られているのが普通だけれど、お金をかけてそうな車はリアガラスにも豪華なアレンジメントを飾っていた。
これがとっても素敵。いつか真似しよーっと。

内陸部のこれといった見どころがないパラドールは食事のレベルが高い気がする。
ここもおいしかった。
デザートも魅力的なメニューが多く、飾り付けもきれい。
Miの食べたリンゴケーキは、リンゴソース、カスタードソースにホイップクリームがマッチして、思い出すとよだれが出そう。

・クリームスープ・ガスパチョ・舌平目のケッパーソース・豚のロースト
・リンゴケーキ・果物(ぶどう、リンゴ、プラム、黄桃、洋梨)
・カフェ・ワイン・水   ・ヘレス・オリーブ・カナッペ2種  8300ペセタ

Parador de Jaen★★★★

13世紀のお城の隣に増設したパラドール
13000ペセタ(税別)