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八重山旅行記
〜石垣島・竹富島〜

2日目

7月22日(日)

昨日の夜早く寝たせいで、すっきりとした目覚め!
顔を洗って朝ごはん〜

朝ごはんは、チェックインの時に「どうしますか?」と聞かれて申し込んでおきました。
食堂に行って、「おはよーございまーす!」と厨房に挨拶し、お茶を飲みながら待っていると・・・
そこに出てきたのは、ものすごい量の朝ごはんの乗ったお盆でした。
朝からぐるくん(お魚)のから揚げでしょ、後2、3品ありました。
そんでもってみそ汁が・・・アーサー(海草ですね)入りのみそ汁なんだけど・・・
どんぶりいっぱいなの。
あたし「・・・すごい・・・」
母「・・・これ、晩ごはんにしてもいいくらい・・・」
2人とも、じつは朝はあんまり食べられないんですけど・・・全部食べちゃいました(笑)
く、くるしぃ〜〜〜!!!でも、おいしかったぁ♪

部屋に戻って出かける支度をして、宿のおかーさんに「いってきまーす!」
そう、今日は竹富島に出かけるのです。
母も『ちゅらさん』を見ていたため、小浜島に行こうかと思っていたのですが、船に乗る時間ができるだけ短いほうが・・・ということで竹富島にしたのでした。

港まで歩いて5分もかかりません。
竹富島への往復のチケットを買い、桟橋近くで船を待ちます。
朝からいい天気で、腕やショートパンツから出ている足に、パチパチと日差しが痛いくらい。
しっかりと日焼け止めは塗ってるんですけどね〜。

やがて船が到着。
チケットを見せて乗り込みます。
あっという間に船は出発し、一路竹富島へ・・・
な〜んて大げさなものではなく、10分ほどで着いてしまいます。
以前の西表島への高速艇がものすごい揺れだったので今回は・・・と思っていましたが、期待は外れて(?)、全く揺れませんでした。

竹富島に到着すると、港にはたくさんの送迎バスが待ち構えています。
ほとんどはレンタサイクルのお店の車です。
中心地までそうないですから、自分で歩いてもいいのかもしれませんが、この暑さじゃねぇ・・・
ま、どこでもほとんど変わらなさそうだったので、近づいて声をかけてきたおにーさんの車に乗り込みました。
何人かそろうと出発です。
すぐにレンタサイクルのお店に着いて、さっそく自転車を借り、観光(?)に出発しました。

まずはコンドイビーチへ。
ここ、確か遠浅で、泳ぐなら午前中がいいって聞いてたような気がしたので、とにかく一番に行って見ました。
自転車での道は、砂利が多かったりで、結構滑りそうで怖いです。
ショートパンツで来た事を少し後悔しました。。。
なぜか少し迷ってしまいましたが、無事にビーチに着きました。

わわわわわーーーーー!!!!

空と砂浜と海のコントラストがとーってもきれいっ!!!

【コンドイビーチ】
青と白・・・言うことないね

あまりの太陽光線の強力さに負けて、パラソルを借り、おにーさんに砂浜に立ててもらいました。
が、シートをもってなかったのはちょっと失敗。
いらないかと思ったんですが、やはり必要ですね。。。
あたしは水着を既に着込んでいたので、さっそく水着になってしまいました。
もちろん、しっかりとTシャツは着ていましたが。
しばらく海を眺めてぼーーーっとした後、まずはあたしから海に入ってみることにしました。

シュノーケルを持って海の中へ・・・んん?ぬるい・・・
去年行ったのは秋だったから水もちょっとだけ冷たかったのね。
でも、さすが夏の真っ盛り!水もぬるいです〜。
シュノーケルをつけて泳ぎ始めました。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
さかな、いない・・・(・・?)
あたしが海から上がり、交代して母が海へ・・・
しばらく泳いで上がって来た母に聞いてみても、やっぱりいないようです。

それからも交代で泳ぎつづけ、ふと見ると左手のほう、海の中に白いものが・・・
と思ったら、潮がひいてきたらしく、砂浜が海の中からでてきたのでした。
見る間にどんどんひいていき、大勢の人がそこまで歩いていっています。
「みんなあそこでなにしてるんだろうね?」と話しながら見ていました。
ちょっと遠かったので、母は行かないと言い、あたしは確かめに砂浜を歩いていきました。

しばらく砂浜を歩き、渡れそうな所に来たので海の中に歩いて入っていきました。
深いところでもせいぜいひざ上くらい。
もともと水着を着ていたので、ずんずん歩いていって、海に浮き出た砂浜までたどり着きました。
・・・えーっと・・・砂浜でした(笑)
大勢の人は子供連れで、ビデオやカメラをとっている人たちでした(^^;;;
あとは砂浜から少し海に入ったところでまったりしている人とか・・・(笑)
なーんだ、と思いましたが、せっかく来たのでこの砂浜の先の海に入ることにしました。
しかし、歩いても歩いても浅いの〜!
どうにか腰あたりの深さになったので泳いでみましたが、見えるのはじみーな色の魚とたくさんの
ナマコ
しょうがないので少し泳いでから上がることにしました。
が、とにかくナマコが多い!
あたしはサンダルをはいていたから平気でしたが、裸足だったら気持ち悪いだろうなぁ・・・

【コンドイビーチとパラソル】
パラソルまで青と白♪
【ヤドカリくん】
ホントは小さいんですよ〜。たくさんいました。

体も乾いてきたので、そろそろ海から引き上げることにしました。
めんどーなので、トイレで着替えてしまい、パラソルのおにーさんにお礼を言って、また自転車に乗りました。
うひゃ〜!太陽が真上・・・あっついよぅ!!!
お店でもらった地図を頼りに、お昼ごはんの店を探します。
お目当ての店は『
竹の子』。八重山そばがおいしいらしいです。
店はすぐに見つかったんですけど・・・外で食べてる人もいるくらい混んでるの。
恐る恐る入ってみたら、うまい具合にカウンターが2人分あいていて座ることが出来ました。
朝がすごい量だったんで、八重山そばの小を頼み待っていると、ひっきりなしにお客さんがやってきます。
みんな汗びっしょり・・・暑いもんね〜。
そして、やっと出てきたそば。。。
おいし〜い!
あっという間に汁も残さずに食べてしまいました。
人が待っているので食べ終わったらすぐ出てしまいましたが、ちょっと残念でした。
結構雰囲気もよかったから・・・ごちそうさま!今度はもう少しゆっくり来るね〜。

さてさて、また自転車に乗って、島めぐり(笑)
暑いけど・・・がんばってペダルをこぎます。のんびりと行きたいんだけど、そうすっとすべって転びそうなので、
たまに自転車を止めながらいろいろ見てまわりました。

【集落(?)と道】
とってもいい味出してます。
【家々に咲いている花】
これはハイビスカスでしょうか?

そうそう、これを見なくっちゃ、って思ってたのは「なごみの塔」。
なんでも名前とは裏腹に、かなり上るのにこわい塔で、でも眺めは本当によいとのこと。
???どこだ〜???
と、上を向いて探していたら屋根の向こうにあった〜♪それを目指して自転車をこぎ、なんとか到着しました。
近くに自転車を止め、なごみの塔に近づきます。
すでに先客がいたので下で待っていました。
・・・まだかな〜・・・
やっとその方が降りてきたので、まずはあたしから上ってみることにしました。
階段も塔の上も狭くて、一人ずつじゃないと上れないように見えたので・・・
で、階段。。。急!一段一段が高いんです。
そんでもって狭い!狭いと言うのは横幅じゃなくて、縦幅(・・・っていうのかな)。
つまり、足をまっすぐに置けないんです・・・っていうか、はみ出してるんです。
あたしは足のサイズ22センチ。小さいほうなんですよ〜!それでもこの状態・・・
恐かったです。
上からの眺めは・・・それはいいものでした♪
上ったかいがあったというもの。いわゆる「
沖縄らしいと感じられる風景」が広がっていました。
遠くには海も見えるし・・・気持ちいい!
さっきの方がなかなか降りてこられなかった気持ちも少しわかりました。
しかし、下にはいつの間にか母のほかに待っている方がいたので、写真を撮ってから降りることにしました。
これがまた恐い!上りよりも下りが恐いってのを身をもって実感しました。
もともと下りの階段って苦手なのに、足が半分くらいしかつけてない状態。
もう格好なんて気にしている余裕もなくしがみつきながら降りました。
うう・・・ホント恐かったよぅ〜

【なごみの塔からのながめ】
いかにも沖縄!って感じでしょ。
【なごみの塔】
あのにょっと突き出てるのがそうです。

その後母が上り、降りてきてからなごみの塔を後にしました。
日差しはますます照りつけて来てとにかく暑い!!!
自転車に乗ってもモーローとしてきたので、レンタサイクルのお店に返しに行くことにしました。
が、このへんの道ってわかりにくいのね。
同じような道なので、もう少しで迷うとこでした。
なんとかお店を見つけて、自転車を返し、冷たいさんぴん茶(自販機のだけど)でひとやすみ。
あ〜生き返る・・・

やっと頭がはっきりしてきて、せっかくだから水牛車に乗ろうということに。
お店のおかーさんに聞いてみると、すぐ近くの店で乗れるとのことなのでさっそく行ってみました。
どうやら間もなく出発との事。
ほとんど待つ間もなく水牛くんのひく車に乗り込みます。
あたしたちは人数の多い家族連れ(どうやら何組かで旅行中らしい)と一緒でした。
こんな小さいときから八重山に旅行できていいね〜。
水牛車はのーんびりと集落を進んでいきます。御者はおじぃではなくにーにーでした。
あちこちに見える建物や場所の説明をしてくれたり竹富島の歴史や現在のことを話してくれて、楽しめました。
にーにーの歌った「
安里屋ユンタ」、よかったさ〜♪
ずっと聞きたいと思っててやっと生の歌が聞けたんだもん。声もよかったですよ〜。
こんなの乗るヒトの気が知れない・・・って言う意見もありますが、あたしは乗ってよかったと思います。
徒歩や自転車とはまた違った、のんびりしたリズムでゆらゆら揺られていくのって気持ちよかったし、
少しは勉強になったし・・・
・・・よかった一番の理由は「暑かったから」だったりして・・・(笑)

【水牛車】
乗ったのとは別の。
すれ違うため待っててくれてます。
【安里屋クヤマの生家】
安里屋ユンタに歌われた美女の生家。

気持ちいい時間が過ぎ、もとの場所に帰ってきました。
と、お店の方が、次の船で帰るなら今送っていく、とのことだったので、お願いしました。
・・・なんか忘れているような?でも思い出せないし、また来るからいいか・・・
港に行ってちょっと待っていると船が来て、石垣島に戻りました。

【ハイビスカス】
水牛車のお店の外に咲いていました。

石垣島に着き、とりあえずシャワーが浴びたかったので宿に戻りました。
汗と潮でべたべただったので、さっぱり〜♪
一休みしてから、お土産を見るのを兼ねてお散歩に出かけました。
また昨日のように店を出たり入ったり・・・港の方まで歩いたりもしました。

【サンダンカ】
道端にたくさん咲いていました。
名前を知らなかったのですが、
レベッカさんのサイトで判明しました!

そのうちに夕食を食べようと思って・・・ちょっと困りました。
というのは、この日は日曜日。考えていたお店が休みだったんです。
どうしようかなぁ・・・
ちょうど宿の近くにあった店でセットものを食べましたが、ん〜、普通でしたね。
食べ終わって、また少し散歩して、ホットスパーで飲み物を買ってから宿に戻りました。

部屋に入って荷物を整理したり明日の用意をしたりしていると、なにやら階下から三線の音が・・・
気になって食堂に下りていってみました。
そこでは宿のおとーさんとちょうど帰省していたお孫さんが三線をひいて歌っていました。
「聞かせてください〜♪」というと、どうぞどうぞとの事で、しばらく隣りのテーブルで聞いていました。
おじぃの三線や声は染み入ってくるようでステキでしたが、お孫さんの声も伸びやかでかなりいい味をだしていました。
そのうちに一緒のテーブルにどうぞ、となって泡盛を飲みながら時々歌いながら話をしました。
ほんとうの意味での生の三線を聞いたのは初めてで、もうとっても感動しました!
鳥肌が立って、胸がじ〜んとして・・・
後2人、お客さんもやってきて仲間入りをし、楽しかったさ〜♪

11時になり、みんなで片付けをしてから解散しました。
今日はいろいろありました。おやすみなさい・・・。

 


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