庭のお手入れ、庭づくり等のご紹介
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アジサイ満開!
アジサイに、毎年沢山の花をつけてもらうためには、開花を追いかける様にして、花後に花を切り戻していく事が必要です。なお、同じ剪定作業でも、季節に応じて鋏の入れ方は、かなり異なります。基本は、常に樹勢や花芽を意識して作業する事でしょう。
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コニファー類の剪定
コニファー類のスカイロケットの剪定作業中です。コニファー類は針葉樹ですから、一律に刈り込む事を避けて、枯枝や枯葉を取り除きながら、鋏(必ず小さい木鋏です、大きい刈込鋏ではありません!)で丁寧に剪定する事が原則です。
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シラカシの高生垣
刈込作業が完了したシラカシの高生垣です。当方が保有する15尺の脚立でなんとか届く位の高さです。常に、道路越しに水平を確認しながら、作業しております。また、懐枝(内側の枝)の枯枝を取り除きます。地道ですが、とても大切な作業です。
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防草シート施工(1)
完全に除草処理をした後に、防草シートを施工いたしました。ホームセンターで販売しているシートとは、材質が全く異なりますので、耐久性はかなり高いです。但し、業務用ですので、リーズナブルとは言い難いのが短所です。
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イトヒバの剪定
剪定作業が完了したイトヒバです。枝先を切り詰めずに、白糸の滝の様に整枝剪定しなければなりません。毎年同じ箇所で切り戻しを続けていると、拳骨状の見苦しい枝が形成されてしまいます。なお、当方は様々な樹木の仕立て直しを行ってきましたが、針葉樹の難易度は高めです。
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港区シルバー人材センター(1)
港区シルバー人材センターでの講習風景です。チェーンソーを持っているのは、港区赤坂 山本造園時代の自分の後輩です。今でも、時折仕事を手伝ってもらっております。正直に言って、職人としての技量は自分よりも彼の方が上になってしまいましたね。
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建仁寺垣の袖垣(1)
定番ですが、袖垣を現場にて制作いたしました。施主様にも、ご満足いただき、かなり高いレベルの施工が出来たと思います。自分は何度も造園技能士の試験に落ちているので、垣根作りはかなり場数を踏んでおりますし・・。(笑)
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アカマツの剪定(1)
剪定作業が完了したアカマツです。松は剪定が難しいと、もっともらしく語る輩が多いですが、整枝剪定の難易度はモッコク等の方が高いと思われます。ただし松は、そのデリケートな性質から、管理全般に広範な知識と経験が要求されます。
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ツバキの剪定
小透かし剪定が完了したツバキです。ツバキ科の樹木には、チャドクガという毛虫が発生しやすく、この毛虫に触れると全身に痒みや発疹が出てしまいます。ですが、剪定によって風通しを良くする事で、その発生をかなり軽減する事が出来ます。
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ハナミズキの剪定
軽剪定が完了したハナミズキです。ハナミズキは時期を問わず、鋏を強く入れてしまうと、直ぐに花芽が付かなくなります。但し、樹勢は強いので枯れてしまう訳ではありません。実際、ハナミズキが咲かない場合は、まず出入りの植木屋を疑ってみて下さい。
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ヤマモモの剪定(1)
小透かし剪定が完了したヤマモモです。ヤマモモは暖地性の樹木ですから、埼玉県の気候では、冬季の生育が少し厳しい環境です。そのため、常に枝葉を充実させるための剪定を心掛け、冬季の強剪定や切り詰め剪定を避ける必要があります。
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銀閣寺垣
現場にて、銀閣寺垣を制作いたしました。なぜか数年で崩壊してしまった垣根の代替にとのご依頼でしたが、当方が取り壊して解体してみると、胴縁という内部の骨組みが全くありませんでした。手抜きなのか無知なのかは分かりませんが、こういう施工をする方は造園業を名乗らないでもらいたいです。
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クスノキとモッコクの剪定
クスノキは樹勢が強いので、時期を選べば、かなり強く枝を飛ばす事が出来ます。加えて、切り戻す事で、樹勢を復活させる事すら可能です。反面、モッコクは性質が比較的穏やかですので、強く剪定しすぎると、樹形を復旧させるまでに何年もかかってしまいます。刈込仕立ては、原則NGです。
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サルスベリの剪定
サルスベリの冬季剪定です。自然風剪定を目指しておりますので、コブを作らない様に常に心掛けております。枝が充実すれば、開花枝が増します。さらに充実した枝葉に養分が確保、そして蓄積されれば、樹木が暴れなくなり樹形が落ち着く訳です。
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ソヨゴの植え付け
ソヨゴの生垣です。ソヨゴは性質が穏やかで、管理も容易です。加えて、赤い実を楽しむ事も出来ます。ただ、難点は人気樹種ゆえの価格高騰でしょう。なお、当方では樹木の植え付けは適期しかお引き受け致しません。また、当然ですが、必ず発根促進剤や蒸散抑制剤を散布した上で作業いたしております。
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寒肥
冬季の施肥作業です。休眠期に樹冠内に数箇所の穴を掘り、緩効性肥料である腐葉土、油粕、草木灰等を攪拌して埋め戻します。この作業は「壺肥」と呼ばれており、土壌通気性の改善に加えて、根(支持根を除く)を切断する事で再根の発根を促す事が出来る造園技法です。
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ザクロ結実
沢山実りました。予めご要望をいただいておりますので、毎年結実出来る様に剪定いたしております。果実が実るためには、当然ですが、毎年開花出来る状態を維持する必要があります。樹木ごとに異なる花芽分化期と開花枝の部位を手が覚えていないと鋏が持てません。ザクロは難易度が高めですが。
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港区シルバー人材センター(2)
港区シルバー人材センターの講習風景です。組み立てた単管パイプを利用して、伐採作業の進め方や二連梯子の使い方、ロープワーク等を指導しております。より実践的な講習が求められており、受講者の方の向学心やレベルも高いので当方もやや緊張気味です。
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樹木満載
当方は植木畑を持っていないので、所沢の信頼出来る樹木問屋さんから、皆様のご要望に応じて買い付けをしています。逆に、畑を持っている造園会社さんでは余っている樹木を押し売りする場合が多く、最近の庭系の作業者派遣会社ではホームセンターの安くて悪い材料ばかりを使う傾向があります。
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パネル式垣根
よく御覧いただけると分かると思いますが、パネル式で、ベランダの手摺等に引っ掛ける事が可能な建仁寺垣です。老人ホームにご入居されてい方からのご依頼で制作いたしました。ステーや金具を駆使して作ってあります。なお、棕櫚縄はご要望により茶を使用しております。
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アカマツの剪定(2)
松の剪定には、古葉を引くという作業があり、古くなった葉を人為的に落として、樹姿が透けた様な美しい状況を作り出します。しかし、まだ緑色の葉は光合成を行っていますし、針葉樹は毎年落葉しません。実際、この性質を理解出来ていない職人は松を枯らしてしまいます。
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オタフクナンテンの植え付け
オタフクナンテンを植え付けました。この低木は日当たりが良い場所では、葉が赤く色づき私達の目を楽しませてくれます。生育が穏やかなため、メンテナンスフリーで乾燥にも耐える樹木ですが、花や実が楽しめない事が短所でしょう。
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ヒメシャラの植え付け
ヒメシャラの長所は清楚な花が楽しめる事でしょう。反面、短所は性質がデリケートな事です。植え付け場所の日照、土壌条件等にはいつも苦労します。さらに、剪定にも弱い樹種です。なお、当方では適期以外の樹木の植え付け作業は、原則、お引き受けいたしておりません。
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工事看板
工事看板も自作してみました。ホームページも同様ですが、職人は何でも楽しんで作れるかが勝負です。気が付くと、いつも何か作っています。(笑)
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お客様とパチッ
長年、お世話になっておりますお客様との記念写真です。なお、写真のおばあちゃんは平成29年に他界されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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サクラの枝降ろし
ソメイヨシノです。お客様のご希望により開花後に作業を行ったため葉が展開していますが、冬季に作業を行った方が腐食が発生しにくく、剪定適期となります。サクラは生育が早く、広く浅い根が養分を吸い上げるため、一般の住宅のお庭では管理が困難な樹木です。
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芝の植え付け
冬季にコウライシバを植え付けました。当然ですが、目土で覆土して作業完了となります。かなり丁寧にお仕事をさせていただいたのですが、「映えない」写真になってしまいました。(笑)
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鉄砲垣袖垣
鉄砲垣の袖垣を現場にて制作いたしました。袖垣としては、建仁寺垣ほど制作する機会はありませんが、ご要望いただいたので制作した次第です。なお当方では、冬季の良質な竹材が入手出来る時期のみ、垣根等の制作をお引き受けいたしております。
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ゴヨウマツの剪定
当方では、数多くの種類の松の剪定のお仕事をお引き受けいたしております。松は素人の方がお手入れする事が困難なため、松だけは当方でというお客様も多いです。なお、ゴヨウマツは生育が極めて遅く、世界で一番長生きな樹木は、この樹種の仲間です。
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手水鉢の据え付け(1)
手水鉢を据え付け、表千家型に役石を配りました。各石は、耐久性に配慮してモルタルにて固定してあります。実際には、お茶会等の使用を想定している手水では無く、バードパスとして小鳥達を呼ぶ事が目的の手水です。
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車載タブレット
一度でもお仕事でお伺いさせていただいた方は、そのお庭の樹木の種類や本数、樹勢の状態等々を、全てデータにして保存してあります。そのため、お客様は、当方が昨日お手入れにお伺いした様に何時でもお庭の事を熟知しているので、かなり驚かれる場合が多いです。(笑)
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癒合剤塗布
造園業者なら誰でも知っているトップジンペーストです。幹を胴切した箇所に塗布して、腐りが入らない様に予防します。昔から、数十種類の薬剤と共に常時コンテナに入れて、何時でも使える様に車載携行しております。
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クロマツとモチノキ
クロマツは、アカマツやゴヨウマと比較して樹勢が強いため「切り透かし」にて剪定を行う事が基本です。必要も無いのに無駄に古葉ばかり引いていると、芽が多く残り過ぎて、樹勢が衰える大きな原因となります。はっきり言いますが、手が遅い職人は職人ではありません。モチノキは小透かししてあります。
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レッドロビンの生垣
ホームセンターの丸太は耐久性が皆無なため生垣には使用しません。焼杉丸太(防腐剤注入)にて施工します。比較的リーズナブルなレッドロビンの生垣ですが、ごま色斑点病が発生する短所があります。なお、この病気は殺菌剤の散布程度ではほとんど効果がありません。業者の口車に乗らない様にご注意を。
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チャボヒバの刈り込み
チャボヒバの刈り込みです。なお、植物学では、この樹木をカマクラヒバと呼びます。松やコニフアー類と同様に針葉樹ですので、強く刈り込む事が出来ません。あっけなく、枯れてしまいます。つまり、日常的なお手入れを怠ると、急に小さくする事が不可能な樹種なのです。
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花壇
ご依頼いただきましたので、枕木タイプの木材を利用して花壇を作りました。写真の木材は防腐処理を施した枕木タイプのものですが、オーストラリア鉄道の古枕木を利用する事もあります。
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モチノキの剪定
「小透かし仕立て」にしてありますので、樹冠内の通気性が向上し、病虫害の発生を防ぎます。但し、どの樹種でも小透かしを行った方が良い訳ではありません。当方のお客様が、以前何某店に憤慨しておりましたので、念のため。相反する事ですが、剪定は原則多くの「梢」を残す様に行ます。
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防草シート施工(2)
ホームセンターで販売されているシートとは材質が全く異なるため、耐久性は極めて高いです。但し、お手頃な値段とは言い難いのが短所です。施工時には、丁寧な人力除草と併用して、残効性が高い除草剤を散布した上でシートを敷設します。
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枝葉リサイクル
皆様から回収いたしました枝葉の搬入先です。擂鉢の様な重機が、次から次へと枝葉をチップにしていきます。なお、このチップは畑や牛舎等に敷かれて再利用されます。
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建仁寺垣の袖垣(2)
建仁寺垣の袖垣を現場にて制作いたしました。冬季の良質な竹材が入手出来る時期にだけ、お仕事をお引き受けしております。ですが、当方はほぼ年に一回以上は必ず垣根を制作し続けていると思います。なじみの竹屋さんも、感心している様です。(笑)
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鋏
恒例の道具メンテナンスです。かなり忙しいため、鋏は正月休みにまとめて研ぎます。若い時は、仲間に自慢したくて高価な鋏(佐助!菊一文字!)を揃えたりしましが、いつの間にか、鋏は価格と品質のバランスが秀逸な「岡恒」ばかりになりました。
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レンガ縁石の植枡
レンガにて縁石を制作いたしました。樹木が生育した後にご依頼をいただき、サークル状に縁石を施工いたしました。なかなかセンターが出しにくく、正直かなりの悪戦苦闘でした。
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富士桜の植え付け(1)
枝垂れ桜です。あまり樹高が高くならない一重の花の枝垂れを・・と、いうご要望をいただきましたので、盆栽等に用いられる「富士桜」を探させていただきました。実際、八重ではないピンク系の枝垂れ桜は、かなんり貴重です。
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富士桜の植え付け(2)
花のアップです。とても可憐です。
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手水鉢の据え付け(2)
やや筧が長めの手水です。内部には隠し配管が施してあり、雫状に水が垂れる仕組みです。余談ですが、20代の頃に手元として携わって以来、水琴窟を長い間作った事がありません。いずれ、自宅ででもチャレンジしてみたいですね!
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ブドウ棚
ブドウ棚を現場にて制作いたしました。丸太、竹、釘、棕櫚縄といった伝統的な造園材料だけではなく、ステーや金具を併用して制作しておりますので、かなり頑丈です。
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アオハダの赤い実
こちらは、毎年剪定させていただいているお庭です。アオハダの赤い実が、沢山結実いたしました。原則、剪定作業では、特別な目的が無い限り、枝を無理に切り詰めるという事はいたしません。そのため、当方が鋏を入れさせていただいている樹木は、高い確率で開花・結実します。
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港区シルバー人材センター(3)
港区シルバー人材センター講習会の剪定講習です。小学校のツバキを教習木として練習中です。講習とはいえ、当然ですが、誰も刈り込み鋏で樹木を刈り込んだりいたしません。樹木の性質、花芽が発芽する場所、正しい整枝剪定方法等々について学習した上で、作業をしております。
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四つ目垣と木戸
四つ目垣は現場で制作し、木戸は浦和の竹材店さんで仕入れてきた和歌山県産です。竹材店の品は、ホームセンター等に置かれている品と比較すると全く造りが違う事にいつも驚かされます。樹木や植物材料に関しても、問屋仕入れの品とは明確な差があり、自分はホームセンターで仕入れをししている他社が信じられません。
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ヤマモモの剪定(2)
誤った剪定方法で強く切り詰められたヤマモモは、徐々に枝数が少なくなり、枯損してしまう場合が多いです。反面、健全に生育しているヤマモモには空中窒素固定作用があるため、驚くべき事に、他の樹木にも肥料を供給してくれます。正に、守護神ですね。
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延段
ご依頼をいただきましたので、現場にて延段を制作いたしました。石の面と睨めっこしながら、少しづつ決めていきます。
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砥石
当方が保有している砥石です。荒砥、中砥、仕上げ砥、鎌用、油砥石、砥石直し等々。なお、主だったものは、昔、嫁から貰ったものです。長く使えるものをプレゼントしてくれる・・と、言ったので、迷わず「砥石!」と言いました。(笑)
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ウッドデッキ風のテラス
ご依頼いただきましので、枕木タイプの木材を駆使して制作いたしました。ご希望のガーデンテーブル等を置く事が出来る様になりました。
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自宅の庭
あちこちの現場で発生した端材を舗装材に再利用です。目地を広めに取り、ヒメイワダレソウ等を植え付けてみました。
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クロマツの剪定
松の剪定適期は年に2回あります。1回目は新芽が伸長した時に「みどり摘み」を行い、併せて軽剪定(夏季が近いため)を行います。2回目は休眠期に行いますので、やや強めに整枝剪定を行う事が可能です。年に2回、あるいは、どちらか1回のご依頼でも樹形は保たれます。