


8月12日(火)曇りのち晴れ
ホテルのベッドでゆっくりと目を覚ます。
外は雨の形跡もなく、天気が良い。何だったんだ!!
朝風呂にいった後、いつものテレビを見てから、
朝食へ。バイキング系式だったため、
遥は取りすぎて困っていた。
うだうだしているうち、出発が9:30。
でも、宿代は全部で15000円で安かった。
ニセコの山道をフルオープンで走る。
結構、日が照って来て、帽子を被らないときつい。
しかし、遥の帽子が見つからないのだ。
確かに、家から被って出たと言っていたが、
あとで、ちゃんと家にあった。
どこかで帽子買おうと言ったら、
屋根閉めればいいじゃんとのこと。
だめだ、やっぱ女にゃこのロマンがわかんねんだ。
岩内の道の駅に寄り、積丹半島方面へ。
泊村に入るとすぐ原子力発電所の広報館、
「とまりん館」があり、ここの無料プールで泳ぐ。
私はまだ運転があるので体力温存のため、
低温のサウナに居たが、消耗は激しい。腹の調子も悪い。
あーあのレバーだきっと。さしみ状態で食ったもん。
こんな調子で遊んでいたら、軽く昼を過ぎてしまい、
ここはやっぱウニドンでしょということになり、
すぐさま見つけたドライブインに入った。
今後、ウニは北上する程高くなるのだ。
入った店では2800円とのこと。
うーんイクラドンと頼んで、
半分こしようかとの提案があっさり却下。
この性格絶対母さん似だぞ。
でも、それもそうだ。
遥とは最後の旅行だろうし
けちっていてもはじまらない。
出てきたウニドンは値段相応ですげー立派。
今まで、安いお特と食ってきた物は何だったのか。
思わず写真を撮ってしまった。
あとは車を快調に飛ばし、カムロ岬まで。体がだるい。
遥は景色には興味無いと、
土産屋を覗いたり、アイスなどを食っている。
しかし折角だから、ちょっとした展望台へは行ってみる。
かなりな登坂で遥かにせかされる。体がだるいのだ。
写真だけ撮って退散。
本当はこの先はついこの間まで女人禁制の地。
遥は行かないほうがいいのだ。
もう16時近いし、去年キャンプした所で泊まろう。
と思って走り出したら、去年無料だったはずが、
2000円と法外な値段になっていた。
こりゃだめだと、また先に進む。
古平にキャンプ場があり、820円と北海道にしては
高すぎだが、新日本海古平温泉というのがあり、
期待して、テントを張る。
温泉の場所を大体聞いて向かったが
なかなか見つからず、やっとのことでたどり着いたのが、
変な、まったくといって変な形をした温泉なのだ。
斬新で変だというのならまだ許せる。
どう見ても、古い市営アパートを改造した作り。
設計者にあってみたいのだが、これは温泉ではない。
入浴料を聞いた所、
大人500円とまとも泣温泉と変わり無く、まいった。
さすがの遥もたじろいでいた。
しょうがないので20km程もどり、積丹の温泉に行く。
ここは新しいこともありすばらしい。
私はもうかなりの脱水症状で、帰りの運転を考えるとビールも飲めず、
遥の買ったアイスの美味かったことは無い。
キャンプ場ではビールにありつき、シャボン玉遊びなどして盛り上がった。



