1月3日(土)曇り

青森駅着5:37。トイレタイムとみじたく。
八戸行きが8時すぎまでしかないかと思っていたら、6:10というのがあり、
スムーズに行けば21時すぎに東京に着ける。

八戸までの列車はガラガラで、良かったものの、その後は、かなり立っている人がいて、
それでいて、席を占領しているのは我々のような人種。

北海道では感じたこともない、地元の利用者への申し訳なさがヒシヒシと感じてしまう。

客同士の席とりトラブルを見たのもこのときで、
やはりこの切符は、このような本線では疑問すら感じる。

こちらは、旅なれた人間。
立っているのは、たまの正月に出かけてみようかと、正規の料金を払っている人たち。

なんだか酒を飲む気にもなれない。
この旅終えたら自分の乗った正規の運賃出してみよう。
はじめはお得度を出そうかと思ったが、迷惑度といったところか。

三ヶ日ATMが動かす残金6000円位。
今日はカプセルにでもとまって、食い物も駅そばのみの予定。

仙台からは意外とすいてしまって、今までの反省もどこへやら。
結局、ペットボトル1本のんでしっまて、それでも東京は遠いの何の。

郡山で補給しようと思ったが、ウィスキーは売っていなくて、
肉マン1つ買って腹をまぎらわす。

ゲームも飽きたし札幌で買った本も読んでしまった。
眠くもない。
思えば、昨夜22:00から乗りっぱなしなのだ。

上野に着いたのが21:10ほぼ丸1日乗っていた。
上野で晩飯でもとやけに賑やかな(賑やかなのは効果音だけ)ラーメン屋に入り、
一番安いラーメンが750円もしてまずかった。

あたりに、安そうなラーメン屋がいくらでもあり、
よく観察せずに入ってしまった事を反省。
今日はよく反省している。

後は宿だが、御徒町のカプセルホテルが、時刻表の広告に載っていて
軒並みのカプセルが3600円位しているところ、2800円は安い。
駅から遠い事が原因か。

よっぽどひどい所かと思ったら、清潔感があり良かった。
仙台で1回カプセルホテルに泊まった事があるが、ずっとまし。

風呂の後、無料インターネットをやった。
最近の宿はこれが基本である。
寝るまで200円の缶チユーハイを1本だけ飲んだ。


1月4日(日)曇り

何故か今、東京にいる。
10時前には店はあいていないだろうと、
チェックアウト時間ぎりぎりまでゴロゴロしている。
朝風呂にも入った。インターネットも。

腹がすいたので遅い朝食に、290円のチキンカレーを食べる。

アメ横をぶらぶらしてATMで少しだけ金をおろす。
渋谷のまんだらけ(大手古本屋)の開店時間に合わせ電車に乗る。
結構収穫あり。あと、中野店まで行こうかとも思ったが
秋葉原の時間が無くなるので、諦めた。

秋葉原、ここでも結構な収穫があり。
ただ、お目当てのひとつの秋月電子がやってなかったのは残念。

晩飯というか遅い昼飯を、見つけておいた御勝町の讃岐うどん屋で食う。
上野駅には、発射時刻の30前に着いて並んだため、
ゆっくり座っていけた。結構混んでいる。
ここはいつもそうだ。終点黒磯付近に行くと、誰も乗ってない。

黒磯から乗り換えて郡山まで1時間くらい。
バスもまだあり、家に帰ったら子供たちがまだ起きていて、お土産を渡した。


今回の旅の形態は、足を持たずに公的交通機関を使ったことが特徴の1つにあげられる。
確かに、酒が飲める旅というのは今までにない経験で、
酒好きの私にとっては、この上ないものであった。
(そのことによる失敗も良い思い出として・・・・・)

しかし、どうしても列車に乗りっぱなしで終わってしまったという印象が拭えない。
ただ、その場所を通過しただけという、
実感がわかない旅で終わってしまった様な気がしてならない。

次の旅も視野に入れて考える課題となったような気がする。
まっ、何事も経験あっての課題であり、無駄な旅はない。

この歳になってもこのような環境を与えてくれる家族に感謝!!!