アルムの山小屋製作日誌 めざせ標高1111メートル! 9/15 工作は得意ではありませんので、木材はバルサ。壁は発泡スチロール。 カッターナイフと彫刻刀とノリしか使わない、小学生レベルの超手抜き。安直きわまりないデスクトップ制作です。 当初は本当のログハウスみたいに木を組み合わせて・・とも思ったのですが、手間がおもったよりかかりますし、なにより本格的ジオラマを作られた方がネットで発表しているのに気がついて、同じ方向ではとてもかないませんので、別の面からやってみようと思ったしだいです。 ハイジのジオラマ やっぱり、すごい方がいます。(^ ^;)
レゴで組んだことで、だいたいの寸法の目安がつき、それを元にイラストレータで設計図を引きました。少し作っては修正し、また作っては修正の繰り返しです。
1・戸棚の向こうはどうなっているんだぁ? しかし、扉は壁とほぼ水平なので、奥行きはすべて壁の中にあることになりますが、どんな構造になっているのだろーか??? 他の文献に出てくる設定図では空白になっているところに、薄く「ナゾ」と書かれているのです。 変なことに気がついてしまいました(汗) 2・エントツの位置と構造。 戸棚問題にも影響するのですが、19世紀の山小屋にエントツを作る場合どうするのだろうか? ということです。 けっこうスリムなエントツですが屋根の上までありますので、計算すると一階で火を扱うおんじの頭上から2メートル以上のびています。 冬中火を燃やし続けても、絶対に小屋の木材構造部分に熱を伝えない断熱性の高い素材のはずです。 家のまわりの白壁部分は、自然石をつみあげ、それを白土でかためたものだと思います。
今年公開された実写版ハイジの山小屋は、木組みの壁でスキマから外の光がもれていて、「あれでは冬は暮らせないよ」と思ってしまいました。 結局、壁の建築にはあまり自由度はなく、壁の途中からエントツを付き出して空中で支えるというのはまず無理でしょう。 ハイジがベッドを作る屋根裏部屋には、冬のあいだヤギ達がたべる乾草がたっぷりあって、いい香りがしています。泊まってみたいっです! でも、あんな大量の乾草どこから入れたのでしょう??? 二階においておくというのは、絶対に湿気がこもらないよう乾燥させるためですが、ハイジが昇ったり降りたりするハシゴから、乾草を上げ下ろしするわけはないです。 それは屋外でスロープか階段になっていて、縦横90センチくらいの木の扉になっているのではないでしょうか? そして乾草のそばにはエントツの中間部分が露出しているはずで、少しは熱がもれでていて乾燥を補助するのかもしれません。 二階はそうとうに暖かくないと冬のハイジがかわいそうですしね。 それから、実際のアルムの山小屋は裏側に四角いマドがあります。
その他、アルムの山小屋最大のナゾである 「地下室」はさておき、上記の点に悩みつつも 「アニメ版アルムの山小屋」を完成させましょう。 次回は設計図公開です。(^ ^;) 2006/9/18 山小屋制作日誌 3 へつづく |