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ホアヒン(タイ) | |
バンコクの南、リゾート地チャアムのアリラに滞在していた時、チャアムよりは少し南にあるリゾート地のホアヒンに行くホテルのオプショナルツアーがあるというので、参加した。毎日ホテルのレストランで食べるのは少し飽きていた。 参加したのはホテルに滞在している欧米系の人々が約10人ぐらいだった。マイクロバスで夕方17:00にホテルを出発。ホアヒンの街に着いたあとは自由行動となる。ホテルへ戻るマイクロバスの出発時刻は21:00だから、かなり時間的余裕がある。 ホアヒンは想像していたよりもにぎやかで、大きな街という感じがした。いつもそうなのかはわからないが、露天が並んでいて、東南アジアではよく見るナイト・バザールのようなにぎわいだ。 タイ政府の公式ホームページでは、ホアヒンは「王室の保養地」「優雅な気品漂うリゾート地」「静かな白い砂浜と、それに沿って建ち並ぶワールドクラスのラグジュアリーホテル」などと紹介されているが、庶民のリゾート地といった感じだった。 |
露店が並ぶストリートは、東南アジアらしいにぎわいだが、特に興味を引く店はない。せっかく来たのだから美味しいディナーを食べて帰ろうと海岸に出ると、ちょうど鴨川の床のように床が海に張り出す感じで数軒のレストランが並んでいた。その中の一軒に入った。まるでフランスか、イタリア・スペインの海辺の観光地のようだ。客は欧米系の人々が多い。 私たちの隣の席は、話す言葉からスウェーデンの人たちだとわかった。気をつけて見ると小学生ぐらいの子どもたちは、大人とは別のテーブルでおとなしく食事をしている。アジアのレストランでの欧米系の行儀のいい子どもたちの存在が、意外性を感じさせたのであった。 海風に吹かれてのヤムウンセンやプーパッポンカレーなどのタイ料理は観光地にしては美味しかった。食事を終えて、にぎやかな通りを歩いた。まだホテルへ帰るバスの時刻までは少し時間があったので、街角のマッサージ店で肩もみをしてもらった。痛いけど気持ちがよかった。ホアヒン。記憶に残るタイのリゾートであった。 |
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海に張り出したレストラン。欧米系が多い。 |
ナイトバザール。アジアらしいにぎわい。 |