contents

トップページ
ヨーロッパ速度無制限
貿易風に吹かれて
アジアの優雅な日々
トラベルはトラブル
世界はうまい
ホテルいろいろ
やっぱりNY
思い出に残る街
今日も大空へ
旅のアラカルト
旅のおみやげ

アヴィラ(スペイン)

アルカサル門
このときのスペインの旅の第1日目。初日なのであまり長い距離を走らないほうがいいだろうと、マドリードから西北へ約90kmのアヴィラに泊まることにした。車で1時間ほどで到着、ホテルにチェックインして街を歩いた。

この街は旧市街が城壁で囲まれており、旧市街は世界遺産に登録されている。これまで城壁に囲まれた街にはあちこち行ったが、このアヴィラの城壁の迫力には息を飲んだ。

城壁はイスラム教徒の侵攻を防ぐために、11世紀に造られたといわれる。街を囲む壁の全長は約2500mもあり、城壁に登ることができる。城門は全部で9つあり、その中で最も規模が大きいアルカサル門から中に入った。旧市街はカテドラルがあり、建物はヨーロッパではどこでも見ることができるたたずまいだが、城壁に登ってその規模に圧倒された。「城壁の街」として知られていることが納得できた。
いったんホテルに戻ったあと、夕食を食べに再びアルカサル門をくぐった。昼に見てマークしておいたカフェテリア・レストランは、門をくぐってすぐ右手にあり、そこで食べることにした。スペインの夕食の始まりは遅い。入ったのは20時だったが、アペリティフ以外のメニューは21時からということで、とりあえずクロケットとビールで待つことにした。

この街の名物料理は「チュレトン」と呼ばれるビーフステーキだ。このステーキは巨大だと前もって調べてあったので、2人でシェアーすることにしてオーダーした。Sサイズにしたが、出てきたのは巨大なステーキ。ビーフなのでワインはリオハの赤とドゥエロの赤にした。2人なら食べられるだろうと思ったが、食べきれなかった。ミディアムレアーと頼んだが、ほとんどレアーに近い焼き加減だった

城壁はライトアップされていて、荘厳な雰囲気を漂わせていた。


城壁の上を歩く。

巨大なチュレトン。

前ページへ>