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Schloss Hugenpoet (Kettwig, Germany)
この日の目的地のラットブライチャイトに着いたのは分かるのだが,ルレー・エ・シャトーのリーフレットの略図だけでは,なかなかホテルにたどり着けなかった。なにしろ広大な森の中に入り込み,ホテルの案内表示などは見あたらない。

郵便局の前でおばさんが二人立ち話をしていた。ホテルの場所をたずねると,「あの人がホテルの人よ」と遠くにいた男性を指さした。その人にホテルまでの道案内を頼んだ。彼はちょうど郵便局からホテルへ戻るところだった。

森の中のこのシュロスホテルは建物も屋敷も規模が大きく,堂々としたたたずまいだった。中庭のテーブルでさっそく生ビール。夕方の5時を過ぎていたが,日射しは強かった。ドイツのビールは本当にうまい。

ディナーの時間にダイニングルームに降りていくと,黒服のメートルドテルが席に案内してくれ,「私を覚えている?」と全く気づ
かない様子の私たちに笑ってたずねた。道案内をしてくれた彼だった。さっきのカジュアルでラフな服装とは全く違っていた。

英語のメニューを頼むと,ウェイターは「I am an English menu.」と言って,その日のメニューを長々と
説明するのだった。ワインは彼のお薦めのリースリングにし,ほうれん草とルッコラとカモのサラダ,フィレミニヨン,小エビのマリネ,ヴィールメダイヨンをいただいて満足した。

シュロスホテルは満足度のレベルが高い。

夕方でも5月の日射しは強い

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