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Alentejo Marmoris Hotel & SPA (Vila Viçosa, Portugal)
このホテルは大理石を産出する街として有名なポルトガルの東部、ヴィラ・ヴィソザにあり、ランクは五つ星だ。

チェックインすると、ウェルカムドリンクとしてロビーで小さなグラスに白ワインを出してくれた。この地方のワインで、濃厚で甘みがあり、素晴らしい味だった。ディナーでは絶対このワインをもらおうと決めた。スタッフたちのユニフォームは格調を感じさせるデザインで、まるで中世の騎士を思わせた。

部屋は004号室。0階の4号室で、日本だと1階の4号室ということになる。広くてとても天井が高い。洗面所やバス、床などには大理石がふんだんに使われていて、いかにも大理石の街にふさわしいゴージャスなインテリアだ。バスルームは仕切られてはいないので、広い部屋の中の一部といった感じだ。バスコーナーとでも呼んだらいいのだろうか。オープンな間取りでびっくりしたが、さすがにトイレだけは仕切られていてドアがついていた。
ディナーではウエルカムドリンクでいただいた白ワインを早速もらった。美味。この後ソムリエに勧めてもらった赤ワインにしたが、これも香りも味も素晴らしかった。アレンテージョはポルトガルのワインの名産地の1つで、Mによればこのホテルのワインのストックは半端ではないらしい。

料理はガスパチョ、ホタテ、ローストポーク、マグレの鴨をいただいた。どれも大満足のおいしさだった。Mが頼んだガスパチョは皿に小さなニシンが3切れちょこんと乗った形で出てきた。Mは「えっ、これがガスパチョ??」と驚いていたが、その後、中世のメイドのような姿のウェイトレスがソースをかけてくれてひと安心していた。最後のミニャルディーズはツリーの形の大理石に盛られていた。

中世風のユニフォーム、ふんだんに使われている大理石、美味しいワインということで記憶に残るホテルであった。
 

洗面台もバスも大理石。

ミニャルディーズ

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