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Millennium Hilton Bankok Hotel (Bangkok, Thailand) | |
この旅では、新しくオープンしたミレニアムヒルトンに興味があったので、いつものペニンシュラに滞在する前に4日間滞在した。外観も部屋の内部もモダンなデザインで、いかにも新しさを感じさせるホテルだった。部屋からはチャオプラヤ川の上流のほうを見渡すことができ、暁の寺や王宮を望むことができる。バイキング方式の朝食はオリエンタルやペニンシュラとスタイルは同じだが、メニューの種類や質、料理の味に関しては上回っている感じがした。 ただし、難点は部屋の広さだ。今回はスタンダードの部屋にしたのだが、部屋が狭く、デスクが中途半端な大きさし、ソファーも窮屈だった。おまけにチェスト類がないので、必要なものはその都度カバンから取り出してまたしまわなければならない。これでは数日ゆったり滞在したい場合には不便だし、落ち着かないだろう。 特徴的なのは4階にあるプールだ。オープンエアーなのだが、プールやデッキチェアの一部はインドアといった感じで屋根の下にあり、外に10数脚のデッキチェアがある。このデッキチェアはプールと一体にな |
った水の上にあって、ユニークだ。しかし、靴を脱いでいかなければならず、パラソルがないので直射日光を浴びるし、荷物を置く場所が限られていたりして、見た目ほど快適とは言えなかった。斬新さでやや抜きん出てはいても、くつろげる点でやや難点があるように感じた。 ディナーのためのレストランやバーも物足りなさを感じたが、スタッフたちの迅速でていねいな応対には好感が持てた。チェックアウトの際に応対してくれたのは若い日本人女性だった。彼女に「これからペニンシュラに移るので、ヒルトンのボートがペニンシュラの桟橋へ寄って、そこでわれわれを降ろしてもらうわけにはいかないか」とたずねると、「ペニンシュラのボートに迎えに来てもらいましょう」とてきぱきした態度で電話を入れ、ボートを呼んでくれた。とても感じのいい応対の女性だった。 終わりよければすべてよし。やや難点はあるものの、またひとつバンコクにお気に入りのホテルが増えた。 |
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