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Herdade Da Cortesia Hotel (Avis, Portugal)
旅行会社のサイトを除けば、日本語でこのホテルのことを書いているWebページなどは、全く見当たらない。Mがネットサーフィンをしていて、このホテルのホームページに偶然出会い、行ってみたいということになったのだった。

このホテルはスペインとの国境に近いアヴィスという小さな町にあり、近くには大きな湖がある。この湖ではボートやカヌーの競技も行われるという。ホテルのマスターはこれらの水上スポーツマンで、東京での競技会にも行ったことがあると話していた。ホテル内にはボートのオールやカヌーのパドルなども飾ってあった。

客室は30室で、それほど大きなホテルとはいえないが、低層の建物はとても斬新で個性的なデザインだ。ロビーや廊下は明るくモダンなたたずまい。部屋はフローリングで、アコモデーションも現代的。

電動式のカーテンを開けると、アレンテージョ地方の田園風景を一望できた。エアコンの吹き出し口は窓際のフローリングの床にあった。

ディナーは素晴らしい美味しさだった。ポルボのカルパッチョ、マッスルズのマリネ、マグレの鴨などをいただいたが、これまでのポルトガルの旅の中では最高の味といっていいだろう。ワインはアレンテージョの白とこのホテルのハウスワインの赤をいただいた。料理の美味しさとワインの美味しさが見事に重なり合ったような感じだった。その後、マスターが僕らのテーブルにやって来て、食後酒をサービスしてくれた。ポートワインのような濃厚な美味しさだった。マスターは2杯ずつグラスに注いでくれた。

連日、満足度の高いポルトガルの旅になったのであった。


 ホテル全景(ホテルのホームページから)。
  ロビーは明るくモダン。
  ポルボのカルパッチョ。   マッスルズのマリネ。

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