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Anantara Bangkok Riverside Resort & Spa (Bangkok, Thailand)
このホテルはチャオプラヤ川を下ったところにあり、以前はマリオット系列のホテルだったところで、2011年にアジアと中東の各地に展開しているアナンタラ・ホテル・グループの一員になったことは知っていた。バンコクにはお気に入りのホテルがいくつかあるが、まだ滞在したことのないホテルも多く、この旅では前半の5日間をこのホテル、後半の5日間はケンピンスキーに予約した。

チャオプラヤ川に面しているとはいえ、オリエンタルやペニンシュラなど有名なホテルが多い地区からかなり南に離れている。しかし、ホテルの名称には「Resort & Spa」という文字があり、「風にそよぐ高いヤシの木、緑豊かな庭園の中で楽しむスパ・トリートメント、大都会のオアシスで味わう南国の静けさ」というこのホテルのキャッチフレーズのとおり、リゾート気分が味わえるかもしれないと密かに期待した。

建物はマリオット時代からかなり年月が経っているのでやや古い感じだったが、ジュニアスイートの部屋は清潔だった。プールはリゾートのような雰囲気ということであったが、プールを囲んでサン・ベッドが
密集して並んでいてやや窮屈な感じがしたし、子供連れの家族が多く少しうるさく、のんびりしたリゾートの気分にはなれなかった。プールのエリアは狭くはないのだが、三方を建物に囲まれているため、風が通らず、サン・ベッドで本を読んでいると汗がじっとりと噴き出してきて快適とはいえなかった。

クリスマスイブはホテルのリバーサイドテラスでBBQのディナー。チャオプラヤ川に面して川風が気持ちよく、いろいろな味が楽しめた。中央の舞台ではタイの舞踊やライブ演奏があったが、なんとなく華やかさにかけた。おしゃれをしている人などがあまりいなかったせいかもしれない。

部屋のデスクにはスマホが備えてあり、このスマホは自由に外へ持ち出すことができる。しかもインターネット接続はもちろん、日本など10カ国へ無料で通話することができる。このようなサービスは初めての経験で驚かされた。

ただし、総合的に評価すると、オリエンタルやペニンシュラに比べて満足度はいまいちであった。

プールは広がりはあるのだが、プールサイドはとにかく暑い。
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