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信号機
日本では,赤→青→黄→赤と信号が変わる。赤から青へ突然変わるので,ドライバーは交差している道路のほうの信号が黄色に変わるのを見て,やがて自分たちの進路の信号が青になることを予測することが多いようだ。

ヨーロッパでは,赤→赤と黄→青→青と黄→赤の順で変わる。赤→青の間に赤と黄が点灯するので,交差する方の信号など見なくても前を見ているだけで青になるのを予測できる。
この違いは国民性とも関係あるかもしれない。つまり,日本では周りを見渡して自分の態度を決めたり判断したりすることが多いのに対し,ヨーロッパでは周りなど見ないで前を見て判断し,態度を決めるということかもしれない。

ヨーロッパの道路で信号待ちをしていると,信号機はこのような国民性の違いを的確に表現しているのかもしれないと思ったりする。

この信号は次に黄色も点灯して青に変わる。

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