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レンタカーを返す
レンタカーを借りるのは英語で「チェックアウト」,返すのは「チェックイン」となる。ホテルの場合とは逆だ。

駅や空港で返却する場合,レンタカー会社の駐車箇所に車をとめ,チェックアウトの際に渡された書類とキーをオフィスに返し,何番の場所に車をおいたと告げる。それだけだ。たまに「Every thing is all right?」と聞かれることもあるが,めったにない。書類へサインする必要もない。ある時,日曜日にフランクフルトの駅で返したときなどは,出発の際に,車は近所のガソリンスタンドにおいて,キーはオフィスの郵便箱に入れておくように指示されてそのようにしただけだった。

いつも感じるのだが,なんと簡単なことだろう。逆に日本の場合だと,係員が車の隅々まで車体の傷や損傷の有無をチェックし,ガソリンが満タンになっているかどうかをチェックし,さらに書類にサインをして,やっと終わる。この違いは何だろう。車を大切にする心の違いだろうか,客の立場に立って考えるという態度の違いだろうか。

さて,このように返却自体は簡単なのだが,初めての場所に返却する場合,よく調べないで出かけると
たどり着くのに苦労することもある。空港だとターミナル1とか2とかがあるし,しかもマルペンサ空港のように「Renta Car」と英語の表示がなく,イタリア語だけの表示だったりするととまどう。駅の場合だと周辺の交通量が多く,駐車場への進入路を探して右往左往することになる。出発地に戻らず乗り捨てる場合,たどり着くまでが大変だ。

しかし,これも旅の楽しみ。


ミュンヘン駅で乗り捨てる。

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