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追い越し禁止
スペインの田舎の道は快適だ。だいたい制限速度は90kmか100kmだ。しかも、走っている車は少ないから快適なドライブが楽しめる。

しかし、平地で直線道路の場合は速度以外にあまり制限はないが、山間部などでカーブが多い道になったりすると、追い越し禁止の標識が現れる。日本だと追い越し禁止の黄色いセンターラインが引かれていて、40kmぐらいの速度制限になる場合が多い。が、スペインだと90kmか100kmの速度制限のままで、追い越し禁止と解除の標識が実に頻繁に現れる(速度制限は所によって80km〜50kmになる場合もある)。ちょっとでも追い越しが可能な所には、制限解除の標識がある。追い越しを奨励しているというわけではないのだろうが、こまめだなあと思う。
センターラインは反対車線に出てもいい場合(追い越しをしてもいい場合)は破線になり、禁止の場合は実線になるので、運転していてとてもわかりやすい。

日本の場合は事故が起こるといけないからできるだけ規制しようとしている態度のように思える。一方スペインの場合はできるだけ速く走れるように気を遣っているように感じられる。どちらがいいか一概には言えないが、ぼくはスペインのほうが好きだ。日本の場合は規制が多く、息苦しさを覚えることがあるので、スペインを高速で走っているときは、実に清々した気分になる。

だいたいヨーロッパ諸国はどこでも同じだが、特にスペインは走りやすい。

追い越し禁止の標識と反対側の車線に出てはいけない実線のセンターライン。

追い越し禁止解除の標識と反対側の車線に出てもいい破線のセンターライン。

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