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Electronic Toll Only (2)
前年に続いて、この年もまたポルトガルの高速道路を走った。ポルトガルの高速道路の料金システムは、ヨーロッパで一般的な方式とは少し異なっている。ヨーロッパ諸国よりも進んでいると言えるかもしれない。

前年、スペインからポルトガルに車で入国したときには、ちょっと戸惑った。国境を越えて入国した最初のサービスエリアの道路脇に、高速道路通行のためのクレジットカード登録機があり、そこで登録して高速道路の走行が可能になった。これを見落としていたら大変なことになっただろう。

この年はポルトガルのリスボンからの出発なので、この高速道路通行システムに対応したトランスポンダーと言う機器を搭載した車をリクエストした。日本で言えばETC対応の機器を搭載している車ということになる。この機器を搭載した車は、Vのマークがあるレーンを通ればいい。

料金所のゲートがなく、チェックのための機器だけしかないところも結構多い。ゲートがあるところでもVマークがあるレーンはバーなどはなく、かなりの速度で通り抜けることができる。このようにして高速道路は快適に走ることができるのだが、素晴らしいと思うのはその通行料金だ。短い区間などは日本円で80円ぐらいだったりで、感覚的に日本の料金の5分の1ぐらいの安さだ。日本は高すぎる。

ポルトガルを車で走ったのは、これで3度め。すっかりポルトガルのファンになったのだった。

この下を通る時に「ピッ」とトランスポンダーが鳴る。


左上の小さな機器がトランスポンダー。

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