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Electronic Toll Only
ポルトガルの高速道路の料金システムはほかのEU諸国と比べると特殊だ。

高速用の料金システムの器具を取り付けるなど3種類の方法があるが、基本的に現金支払いというのはない。あらかじめMが調べていたので、前知識としては持っていたが、レンタカーではどれもややこしそうなので、できたら高速に入らずに一般道路を行こうと決めていた。

そこでスペイン・ポルトガルの国境のところで、そのまま直進してポルトガルに入らずに、いったん脇道に出た。しかし、その道を進んで行くと自然にポルトガルの高速に入り、気がついた時は道路脇に「Electronic Toll Only」(「電子式料金オンリーとでも訳せばいいのだろうか」)という標示が出ていて、高速道路を走っていることに気づいたのだった。ゲートなどどこにもなかったし、したがって高速に入った場所を証明するチケットのようなものも何も持っていない。
戻れないのでそのまま進むしかない。しかし、その次に走行する車をチェックするような装置の下を通った時は、料金不払いのまま走行しているので焦った。ガソリンスタンドがあるサービスエリアが見えてきたので、とにかくそこで問題解決をしようと立ち寄った。スタンドのお姉さんや通りがかったドライバーたちに聞いて、やっと高速道路を走る手続きを教えてもらった。道路脇にある機械でクレジットカードを登録すれば、走行をチェックする装置の下を通るときや決められたマークのあるゲートを通る時に機械的にチェックされ、自動的に料金がクレジットカードから引き落とされる。

このようなシステムに気づかずに、登録も何もせずにそのまま高速を走って行って、罰金を支払わされたりとんでもない事態になったというブログなどを読んでいたので、これでホッとひと安心したのであった。このシステムは進んでいるというべきか、ややこしいというべきか。

ゲートなどはなく、このような装置を通ると料金が引き落とされる。スピード違反もチェックされているのかもしれない。

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