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タイ・ラオ・イエ(Thai Lao Yeh)
タイ料理の中では僕はイサーン料理が最も好きだ。イサーンとはタイ東北部のイサーン地方を指し、イサーン料理は辛さが特徴。このレストランは、滞在していたケンピンスキーホテルのコンシェルジュに予約を入れてもらって出かけた。スクンビットの通りから路地を入った突き当りの小さなホテルの中にあり、おいしいイサーン料理が食べられるとMがネットの情報をチェックしてマークしていたレストランだ。

ホテルはコロニアル風の白亜の建物のように見えたが、夜だったので、色や雰囲気などたたずまいはよくわからなかった。古い歴史がある感じがしたが、後で調べると台湾人のオーナーがオールド上海をイメージして建てたもので、比較的新しい建物だそうだ。レストランは1階にあり、廊下も室内も何となく薄暗く、レトロな雰囲気を出していた。天井には鳥かごが下がっていたり、テーブルなどはアンティークな雰囲気で、見事にノスタルジックな雰囲気を演出している。
ウェイターやウェイトレスは物静かで、その柔らかな応対がなかなか感じがいい。テーブルに置かれている皿やカトラリーもアンティークぽい感じで昔のアジアのレストランに迷い込んだような気がしたのだった。

シンハビールとハウスワインをもらい、料理は牛肉のサラダ(ヤムヌアヤン)、焼きナス(ヤムマクアヤーオ)、骨付きチキンのグリル(ガイヤーン)、スティッキーライス(カオニャオ)、タイ風チャーハン(カオパッド)、コームーヤン(豚肉の首の部分のソテー)、イサーンソーセージを頼んだ。どれもとても美味しく、一皿の量はそれほど多くないので、これだけ多くの料理でも無事いろいろな味を楽しんだのであった。

ここは、僕の「バンコクのおいしいレストラン・ベスト5」に入ることになった。

コロニアル風。

アンティーク調。

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