contents

トップページ
ヨーロッパ速度無制限
貿易風に吹かれて
アジアの優雅な日々
トラベルはトラブル
世界はうまい
ホテルいろいろ
やっぱりNY
思い出に残る街
今日も大空へ
旅のアラカルト
旅のおみやげ
ルブロ-アヴェニーダ(リスボン)
フランス料理やイタリア料理に比べて、ポルトガル料理は際立った特徴はないが、私の口に合う美味しさだ。その美味しさは決してフランス料理やイタリア料理には負けないと思う。

ポルトガルの魚料理ではバカリャウ(干しダラ)を使った料理が有名だが、タコがとても美味しい。そこで私たちはあちこちのレストランで、タコ料理を食べることが多い。タコの料理はソテーしたもの、煮込んだもの、蒸したものなどいろいろ食べたが、どれもとても柔らかくて驚く。そして味わい深い。ポルトガル以外ではこんなに柔らかくて美味しいタコを食べた記憶はない。

リスボンのこの店は地元では人気のレストランで、前回、予約なしで出かけたら、21時までならOKと言われて、あまりゆっくりできなかった記憶がある。

そこで今回はホテルで予約してもらって出かけた。店内はモダンな雰囲気で、ウェイターたちがキビキビと立ち回っている。ワインははじめにヴィーニョ・ヴェルデをグラスでいただき、次にアレンテージョの赤ワインをボトルでもらった。ポルトガルはワインもフランスやイタリアに負けない美味しさで、しかも値段はリーズナブルだ。食べ物はハムの盛り合わせと、タコのアヒージョ、そしてアスパラガスのグリルをいただいた。人気のレストランだけあってどれもすばらしい味で大満足だった。

いいレストランとは料理やワインが美味しいことはもちろんだが、私たちの場合はさらに、店のインテリアや雰囲気、ウェイターたちの態度、大騒ぎする客がいないことなども評価の基準となる。格式ばった白いテーブルクロスなどはむしろないほうがいい。それらのどの点においてもこの店は申し分がなかった。私たちにはミシュランの星をもらっていてもおかしくはないような、十分に満足できるレストランだった。

リスボンに行ったら、またぜひ行こう。

店内はモダン。そしておしゃれ。
 

ハムの盛り合わせ。どれも深い味わい。


タコのアヒージョ。驚くほど柔らかい。

前ページへ>