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ベトナムのフォー
かねてからベトナムのフォーはうまいという話を聞いていたので、ハノイではそれが楽しみだった。

ハノイに到着したのは夜遅かったので、この日は食べることはできなかったが、翌朝さっそくホテルの朝食でフォーを作ってもらった。バイキング方式の朝食だが、まずフォーからだ。器に米から作った麺を入れ、それにスープを注ぐ。好みでチキンかビーフを入れ、さらにネギやバジルなどを散らしただけの簡単なものだが、ひと口食べてそのうまさに感激した。とにかくスープがいい味だ。

ホテルの朝食でまずフォー、街へ出て昼もフォー、夕食時にもベトナム料理の時はまずフォーからとハノイに滞在した4日間、食事の時はフォーを食べまくった。器はだいたいどこでも日本のラーメンよりやや小ぶりで、何杯でも食べられそうな気がした。ホテルのフォーよりも街の大衆食堂のほうがうまいところもあった。ハノイはフォーの本場で、フォー・ボー(牛肉入りのフォー)やフォー・ガー(チキン入りのフォー)が代表的だが、僕にはフォー・ガーのほうがうまかった。「ベトナムの鶏は世界一おいしい」という人もいるとおり、確かにスープはあっさりしているのだが、鳥のうまみがあふれ出ているように感じた。

街で食べるフォーは2人で日本円にして100円だったり150円だったり、店によって違ったが、こんな値段でこんなにうまくて申し訳ないような気がした。以前タイのチェンマイで食べた汁そばもそのうまさに感激したことを思い出したりした。フォーはそのチェンマイの味に似ているように思えた。チェンマイとハノイ、どちらに軍配をあげたらいいか、ビミョーだ。

フォーの食堂


路上にもフォーの店

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