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カリブ海のロブスター
カリブ海。アングイラ島の沖にあるサンディアイランドに行ったときのことだ。サンディアイランドはとても小さな島だ。波打ち際をゆっくり歩いて島を一周しても2分ぐらいしかかからない。

弁当も何も持たずに着いたが、幸いなことにレストランがあった。レストランとは言っても掘っ立て小屋のような感じで、日本の海水浴場にある海の家の方がはるかに豪華で立派だ。調理場などもキャンプ場のようなお粗末な感じだし、屋根のある部屋などはなく、廃材で作ったような椅子やテーブルがただ砂浜に置いてあるだけで、そのぶん野趣に富んでいると言えないこともない。

ちょうど昼時だったので,そこで食べることにした。すぐそばの海に沈めてあるかごにロブスターが入っているのを見つけたので,そのロブスターを注文した。ロブスターやクレイフィッシュには目がない。

しばらく待つとグリルしたロブスターが出てきた。見た目にも大きなもので、豪華なランチとなった。ただし、大きさは十分だったが,ニューヨークのレストランで食べたアメリカのメイン州のロブスターに比べると少し大味な感じだった。しかし、カリブ海を目の前にして食べる食事は、記憶に残るランチとなったのだった。
         
     カリブ海の太陽の下、気分がいいランチだった。

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