![]() contents トップページ ヨーロッパ速度無制限 貿易風に吹かれて アジアの優雅な日々 トラベルはトラブル 世界はうまい ホテルいろいろ やっぱりNY 思い出に残る街 今日も大空へ 旅のアラカルト 旅のおみやげ |
ドック (ルイ・パウラ・ドック) | |
この時のポルトガルの旅では、(1)世界遺産のドウロ川流域を走る、(2)ぶどう畑の中にあるワイナリーのホテルに泊まる、(3)ドウロ川に面したレストラン「Doc」で食べる、という3つを達成することがMの大きな目標であったので、それに挑戦した。 レストラン「Doc」はポルトガルの気鋭のシェフ、ルイ・パウラが展開するレストランの一つで、ポルトガルでは優れたレストランに挙げられていて有名だが、日本ではほとんど知られていない。 ドウロ川に面して、桟敷が川に張り出すような感じで建つ建物は建築家ミゲル・サライバによる設計で、ワインセラーや川のドックが含まれている。Webで検索してもポルトガル語か英語のページしか出てこない。Mの秘蔵の情報といった感じだった。 レストランは有名なレストランなので、予約なしでは無理かもしれないと覚悟はしていたが、近くのホテルにチェックインして、直接店に行って予約をしようと出かけたら、意外にあっさり予約ができて拍子抜けした感じがした。 |
予約した20時に行くと、まだ客はあまりいなかった。超有名店でもウィークデーは空いているのかもしれなかった。テーブルは川に面したアウトドアのテラス席で、ドウロ川の川の上にあった。川面は暗く、対岸に村の明かりが見えた。黒服のウェイターもウェイトレスも若く、きびきびしていて一流のレストランの雰囲気。雰囲気は抜群なのだが、しかし、テーブルは暗くてメニューがよく読めない。これは改善する必要があるだろう。 それほど空腹ではなかったので、アラカルトでいただくことにした。いただいたのは、アミューズでフォアグラのミニハンバーガー、そして僕はあこう鯛のような魚のポアレ、マグレの鴨のロースト、Mはエスプーマされたシーフードのスープ、タリアッテレ。それぞれの量は多くはなくてよかった。もちろん、ワインはヴィーニョ・ヴェルデ。 スペインから来ると、どこの店でもポルトガルの料理は桁違いに美味しいと感じるが、このレストランの味はその中でも特に上質で最高級の美味しさだった。 |
|
![]() 道路に面した側が入り口 |
![]() 川に面したテーブル |