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ウィンナーシュニッツェル
スイスのバーゼル。ウィンナーシュニッツェルがおいしいレストランがある。知人に連れて行ってもらって食べたのが最初の経験だ。

このレストランは Restaurant Branner Mutz といい、バーゼル市街の中心部にある。建物はどっしりと落ち着いたたたずまいで、1Fはカジュアルなビアホールといった感じだが、2Fは黒服のウェイター、白いテーブルクロスのテーブルで、格式の高いレストランという感じだった。料理は知人のお薦めをいただくことにし、メインの料理がウィンナーシュニッツェルだった。このときのウィンナーシュニッツェルはとても大きく、まずその大きさに驚いたが、味のほうも記憶に残るおいしさだった。さらに驚いたのは、皿に盛られたウィンナーシュニッツェルのほかに、ホットプレートにお代わり用としてもうひと皿分出てきたことだった。

これはとても食べきれないだろうと直感的に感じた。しかし、残したりしたら店にも知人にも失礼になるかもしれないなどと思いながら、結局そのお代わり用もいただいてしまった。ふだんならこれほどの量を食べたりすることはないのだが、見事に食べてしまったのはそのおいしさのせいだったのだろう。

これ以来、ウィンナーシュニッツェルは私の好きな料理に加えられることになった。そして、そのおいしさの記憶があったので数年後にまたこのレストランへ出かけたのだった。

このレストランの絵はがき

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