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極小の島 |
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この島はアングイラの沖にある小さな島だ。Sandy Islandという名前が付いている。アングイラに滞在していたある日,この島に出かけた。 島へはアングイラのサンディ・グラウンドからボートで行く。小さな島が見えてくると,子どものころにイメージしていた「島」にぴったりの大きさだと思った。ボートは10分ぐらいで島に到着する。島には桟橋などはないから,波打ち際に到着すると,じゃぶじゃぶとボートから降りて海の中を歩いて島にたどり着く。 島には椰子の木が数本と掘っ立て小屋のようなレストラン(大衆食堂といった方がイメージに近い)がある |
だけで,あとは何もなかった。島を一周してみようと砂浜を歩いた。ゆっくり歩いたが2分半で出発点に戻った。アングイラはイギリスの領土で,トップレスは禁止されているが,この島では,そんなことはお構いなしのようだった。 この島は,その後ハリケーンで椰子の木も大衆食堂も壊滅的な被害を受けたという。世界にはいろいろな島があり,いろいろな島へ行った。しかし,その中でもカリブ海にある極小のこの島の記憶は鮮やかだ。「島」という言葉を聞くと,真っ先にこの島が脳裏に浮かんでくる。 |
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![]() これこそ「島」だ。 |