contents

トップページ
ヨーロッパ速度無制限
貿易風に吹かれて
アジアの優雅な日々
トラベルはトラブル
世界はうまい
ホテルいろいろ
やっぱりNY
思い出に残る街
今日も大空へ
旅のアラカルト
旅のおみやげ
エグゼクティブ ラウンジ
いいホテルにはエグゼクティブ・ラウンジという特別のフロアがあるところが少なくない。ホテルによってはクラブ・ラウンジなどと呼ぶところもある。このフロアはラウンジを利用できるプランを選んだ人のためにあり、僕らは Millennium Hilton Bangkokに滞在する時に利用することが多い。

このHiltonの場合は時間帯によって、Breakfast、Light refreshment、Afternoon tea、Pre evening cocktailとなっていて、サービスの内容が変わる。ドレスコードは appropriate attiresとなっており、「適切な」服装であることが求められる。


僕のこのHiltonのラウンジに対するイメージは、朝ごはんは別にして、「優雅なくつろぎを得られるフロア」だ。ゆっくりお茶をいただいて談笑したり、夕方はアルコール類を軽くいただき、チャオプラヤ川を見下ろし
ながら夕暮れのバンコク市街を眺めたり、ゆったりした時間を過ごせるところだ。僕らはだいたい夕方に出向いてスパークリングワインとそのあとで白ワインと小さなカナッペを一皿ぐらいいただいて、その後ディナーに出かける。

ところがである。Cocktailの時間帯は満席になることが多く、その時間帯になる前から席を確保して、準備が終わるやいなや飲み物やカナッペなどを次々と取ってきては食べまくり飲みまくっている人がいるのだ。このような人を見ると思わず目を背けたくなる。いつも必ずこのような態度の日本人客がいる。若いカップルもいれば、中年のカップルもいる。そんなに食べたらその後のディナーは食べられないのではないかと他人事ながら心配になる。しかし、なによりも見苦しいと思う。

優雅なフロアでも、上品な人ばかりとは限らない。

前ページへ>