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どのようなホテルをいいホテルというのか、それは人によってさまざまだろう。部屋の広さなどアコモデーションを問題にする人もいそうだし、スタッフたちの対応を問題にする人もいるだろう。

僕の場合は、些細なことかもしれないが、夕方部屋に戻ったときにアイスバケットに氷が入っているかどうかがいいホテルとそうでないホテルを分ける基準となる。電話をしてハウスキーピングに頼めばすぐに持ってきてくれるのだが、頼んで持ってきてもらうのと頼まないのに置いてあるのとでは大違いだ。

いつも旅に出るときは成田空港の免税店でオールドパーなどを買い込んで出かけ、毎日というわけではないが、部屋で水割りやオンザロックで飲んだりすることも多い。ミニバーには小さなスコッチなどが入っているが、小さすぎてすぐ空になってしまい、酒を楽しんだというより足りなくて不満が残ってしまうことが多い。

だいぶ前のことになるが、アイスバケットに毎日氷が入っているこのようなサービスに初めて気づいたのはバンコクのフォーシーズンズホテルだ。夕方部屋に戻ってみると、まるで僕の心を見透かしたかのように、アイスバケットには氷がたっぷり入っていてこのホテルのサービスにうなずいてしまった。そして思わず「さすがフォーシーズンズだ」とつぶやいてしまった。ただし、すべてのフォーシーズンズホテルがこのようなサービスをしているかどうかは知らない。

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