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エバー航空
台湾は日本から近い。だからいつでも行けると思い、これまで行くことはなかった。しかし、ヨーロッパやアメリカなどへの長距離のフライトはしんどいと思うようになってきて、この年は台湾へ行こうと思い立ったのであった。

台湾へ行くには日本の航空会社のほかに、台湾のエアラインがある。台湾のエアラインにはこれまで搭乗した経験がない。そこで、台湾のエバー航空で行ってみようと思い立ったのであった。幸いなことにエバー航空はスターアライアンスのメンバーであり、ユナイテッド航空にマイレージを加算してもらえる。

14日間の旅程を組めるので、台湾だけでなく他の国にも足を伸ばそうと考えた。そこで、エバー航空での台湾・ベトナムの旅となった。まず羽田から出発して台北の松山空港に着き、次に桃園空港からホーチミン・シティへ行くスケジュールにした。帰りは台北でストップオーバーして、成田に着くという行程だ。冬の東京を出て、秋の気候の台湾に着き、夏の気候のベトナムと、季節を逆にたどるような旅もおもしろそうだ。
エバー航空は初めてなのでどんなエアラインか楽しみだった。ひょっとしたら台北行きだし、機内食では小籠包など台湾の食事が出るかもしれない。それに紹興酒の小瓶などももらえるかもしれない。しかし。スパゲティやタリアッテレなど、イタリアン系統の食事で、ほかのエアラインとあまり変わり映えがしなかった。台湾料理の機内食の夢は打ち砕かれたのであった。

台北に1泊して、翌日ホーチミン・シティに向かった。台北発だから、今度こそ台湾料理の食事をいただけるかもしれない。しかし、それはなかった。台湾のエアラインといえども、国際競争の世界では、台湾らしさを訴求するよりはインターナショナルなサービスをするしかないのだろう。台湾のエアラインの台湾らしいサービスの夢は、夢でしかなかった。あるいは、ビジネスクラスでは小籠包などの飲茶もあったのかもしれない。

エバー航空。特に不満はなかったが、いつかぜひ飲茶の機内食を用意してほしいものだ。

羽田空港で。

台北からホーチミン・シティへ。読めない漢字が多い。

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