contents

トップページ
ヨーロッパ速度無制限
貿易風に吹かれて
アジアの優雅な日々
トラベルはトラブル
世界はうまい
ホテルいろいろ
やっぱりNY
思い出に残る街
今日も大空へ
旅のアラカルト
旅のおみやげ
スワンナプーム空港
バンコクの国際空港は2006年の9月、それまでのドンムアン空港から新しく出来たスワンナプーム空港に移った。到着したときは、ターミナルの建物が新しくなったということ以外、大きく変わったという印象はなかった。イミグレーションと税関を通ってターミナルのロビーへ進むと、大勢の人々が到着する人々を迎えるために紙やカードをかざして群がっている風景は同じだし、エアポートリムジンのカウンターなども間に合わせのような作りで、同じような感じだった。市内のホテルまでの距離は少し遠くなったとはいえ、夜遅い時間の高速道路は空いていて、30分ほどで到着したから、これもあまり変わったという印象はなかった。

変わったと感じたのはタイを出国する時のターミナルだった。イミグレーションを過ぎて搭乗ゲートへと続くエリアには世界の一流ブランドの店が軒を並べていて、その充実度は成田空港をしのいでいるのではないかと思われた。これまでのドンムアン空港だと、化粧品や酒類などのいわゆる免税品とタイの物産を販売する店がほとんどで、世界の一流ブランドはこれほど多くなかったように思う。

そういえば、バンコク市内の中心部にあるセントラル・

ゲートへ向かう。広く明るく機能的で、迷うことはない。


ワールドも大改装がほぼ終わりに近づいていて、館内はこれまでの雰囲気を一新するように明るく現代的になった。一角を占めるZENの店内は高級感あふれるフロアになっていた。各フロアにはメルセデスやBMWのほか高級外国車が展示されていて、この国の経済成長のめざましさを表しているように感じたのだった。

前ページへ>