何でこいつらこんなにかっこいいわけ?…くやしい… |
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いきさつ |
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「武侠」とのファーストインプレッションは上海で見た「神G侠侶」。「金庸」という作家は知識として知ってたし、興味はあったもののハードカバーの高さと重さに負け未読。lしかしかのどらまが途中の2回を見ただけなのにうっかり面白かったもんだから読んでみるかと前作「射G英雄伝」からスタート。それだけなら普通の「中華小説好き」だったはずが、そのうち風雲見ちゃって香港にはまって決戦見て古龍に入って…このVCD達は何…。 |
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古龍の場合 |
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日本で武侠小説といえば金庸。それはもちろん面白いですが、私が結局うっかり武侠におおはまりしたのは別の人。古龍のせい。 古龍は金庸・梁羽生と並ぶ中国三大武侠小説家の一人。故人です。 歴史的背景も組み入れた大河ドラマ的な金庸と比べ、通俗的な彼の小説の魅力はその圧倒的な「キャラ立ち」と「展開の早さ」 それぞれに過去を持ち、噛み砕き、飲み込んで生きていく男達、残酷なまでに妖艶な女達。次から次に現われる奴らは登場するなり倒れそうにときめく台詞を吐き、死んでいく。その過程で生まれ、そして明かされていく謎。 私の乏しいボキャブラリーではその魅力の百万分の一も伝えられないので読んで!絶対!!と言いたいところですが、邦訳本はすでに絶版。アマ○ン及び楽○の最後の在庫をさらったのは恐らく私…危なかった…。何故もっと早く知らなかったのか。そして「もっと出せ!」と小○館他にアンケートを出さなかったのか。とりあえず復刊ドットコム(歓楽英雄 陸小鳳伝奇 辺城浪子)に投票でもしませんか? あらすじ感想書き散らし |
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金庸の場合 |
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新橋の本屋がどかんと邦訳出してるおかげで武侠小説といえば彼。握手会で来日してくれたりもしています。もちろん現地でも第一人者で、書店には「金庸研究」みたいな本もいっぱい(夢のようだ…) 彼の小説はたいがい歴史の荒波に巻き込まれる発展途上の少年と成長過程で出会うヒロイン、二人を見守り導く周りの大人達で構成され、少年が成長し、国を想い、救う過程は大河ドラマみたいな感じがします。よって、主人公が気に入らないと話に入りにくいかも。いや、周りのおっさんにはまる、という選択肢はあるけども、主人公と同世代で魅力的なライバルとか友達とかってあんまいなくて…あぁでも楊康もいるし、天龍八部みたいに主役が多ければ…まぁもし取っ付きが悪くても、ゆっくり踏み込んでいけば、その壮大な舞台と展開とに魅せられる。そんな小説達です。 作品紹介はまたいずれ…ていうか、話がおっきすぎて難しいのよ。あらすじは適当にぐぐってもらうとしてとりあえず感想だけでも載せ…てもなぁ…。 そうね。とりあえず映像作品だけ。ネタバレ考慮まったくしてません。 |