ヨーロッパは最高気温更新中<ドイツ編>
パリから3時間、ブリュッセルに到着。
EUの中心地であるこの街は、想像よりのんびりした街であった。
私はワッフルをかじりながら街を歩いていた。
ブリュッセルもやはり暑かった。
宿は相変わらずエアコンなし。そして衝撃的な事を知った、なんとベルギーで観測史上最高気温を更新。もういい、何も言いません。
グランプラスの広場でムール貝のワイン蒸しを肴にビールを飲んでいた。チェリービールなんていうのも美味であった。
翌日、また3時間かけてケルンへ。
そしてケルンへ。ライン川沿いのこの街は大聖堂で知られており。「オー・デ・コロン」の発祥の地。「オー・デ・コロン」の意味は「ケルンの水」。ナポレオンの遠征で、兵士がこの地の水を持って帰り、良い香りの水だということでひろまった、という伝説が起源。そこには、私も使っているコロン「4711」の本社がある。
コロンも良いがビールも良い!「ケルッシュ」というビールは、日本には無い味ですっかり気に入ってしまった。昼飯はケルッシュとブルースト(ソーセージ)で満足していた。
大聖堂の登ったり、日陰で昼寝をしたりしてあいもかわらずブラブラしていた。 なにせ、ここもご多分にもれず「異常気象」。
街の電気屋で涼みながらテレビを見ていたら、ニュースで主婦が扇風機を買っていく場面が映っていた。やっぱりみんな暑いんだ。その電気屋でも扇風機を売っていたが「ガッシリした」という形容詞がふさわしいデザインであった。
宿は、酒場の上に取った。相変わらず暑かったが、宿は勿論扇風機なし1泊40マルク(約2800円)シャワーは共同だが使用料はいらない。宿の親父は酒場も経営していた。経営とは大げさだが家族でやっているというのが表現としては正しいと思う。なにせ客は地元の人ばかり。私も暇な旅行者なので、宿の子供と仲良くなり、毎夜「ただ酒」を、もとい「ただビール(ケルッシュ)」をご馳走になっていた。この宿の難点は、宿の人たちは親切だが、下の酒場が閉店するまで、うるさくて寝られない。結局、閉店まで酒場の片隅に居座るのが日課となってしまった。そして地元のおばさんたちが飲んでいたケルッシュをファンタオレンジで割った飲み物、私も飲んでみたがイ・ケ・ル!
そして首都ボンへ。
そして大道芸人が・・・
そして最終マインツへ、着くと雨がふっていた。
乾ききった空気にこの湿り気はありがたかった。
暑い暑いといっていたヨーロッパも2週間、最後はフランクフルトから飛び立ち。シンガポールに1日立ち寄った。RAFFLES
PLACE2階の日本食ファミリーレストランで食べた「ざるそば」の味は感動的だった(落涙) 1994.7.31〜8.14
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