アンティークの街へ 朝食時、コーヒーを飲みながらつらつら考えた。 窓口で明日のローマ行きにESのチケットと「アレッツオ」往復のチケットを購入。 アレッツオ行きの列車に乗り込み、地図を見ながら位置を確認したら、本線をローマに40kmほど戻った所に戻ったところに位置している。 通勤のピークを過ぎたガラガラの列車は、約1時間でアレッツオに到着。 しかし英語が話せるのだったら、イタリア語で地名が書いてあっても読めるだろうに???・・・同じアルファベットだし・・・ひらがなや漢字表記ではないのだから。 アレッツオ・・・駅から出てみると結構大きな街である。 ちょっとイメージと違うなぁ〜と思いつつ地図を見ながら歩き始めた。 駅前のメイン道路を渡り、路地に入ると風景が一変した。 アンティークショップが多い。 けっこう雰囲気ええやん。 坂道をあがっていくとサン・フランチェスコ教会。 ここのフレスコ画は祭壇の周辺を聖書のストーリーで構成されていて圧巻である。 ここの教会内は撮影禁止。 近郊の高校生の団体であろうか、どうやら社会見学なのであろう。ちゃんと見ている生徒もいれば一番後ろから面白くない顔をしてタバコを咥えながら歩いているのもいる。 どうやらいくつもグループに分かれている動いているみたいで、行く先ごとに団体がいる。 賑やかで五月蝿いが不快感はない。 さて次はドゥーモへ。 うす曇の天気から日が差してきた。 光が映えるとステンドグラスも美しく輝く。 寄付集めのためのスーベニールショップを設置している教会は多い。 一部屋すべて売場のようなところもあれば、一坪程度の売店規模まで様々である。 なんか嬉しくなり「グラッツェ」と挨拶を返して退出した。 アンティークショップなどを覗きながらフラフラと歩くとサン・フランチェスコ教会に戻ってきた。 お昼ということもあり協会の前のカフェで昼食。 どうやら社会見学一行の集合場所もここのようであり賑やかである。 駅に戻ると下校時間にも重なっていたのか駅も賑やかである。 観光地らしくない観光地で気に入った。 それではフィレンツェに戻りましょう。
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