雨の古都








フィレンツェに戻ると空がはっきりしない。

晴れたり、曇ったり・・・そして雨・・・イギリスみたいな天気。
















とりあえずドゥオーモへ。







明日の朝一でローマに戻るESも予約したので、フィレンツェ滞在も後半日である。





フィレンツェ在住のchihoさんが教えてくれた工房が集まる場所があるというエリアに行ってみた。











駅から歩いて、広場を抜けベッキオ橋を渡ると雨が強くなってきた。







傘をだした。

まいったなぁ。

教えていただいたとおりサント・スピリト教会の裏手からサンタ・マリア・デル・カルミネ教会に向かって歩き始めると、それぞれの工房で職人が仕事をしている。
















もう午後も遅い時間なので本日はおしまいというような工房もあるが、いろんな種類の工房があるんだ。

雨はあがったようである。

もうそろそろ夕刻に近い時間である

もう一度ミケランジェロ広場に行ってみよう・・・と思い立ちそのまま川沿いを歩き始めた。

グラッツエ橋を折れ、急な坂道をあがり・・・連日この坂を歩いて登るとは物好きなもんだと自嘲しつつ・・・ミケランジェロ広場へ。

さらにその上にあるサンタ・ミニアート・アル・モンテ教会へ。

雨は止んだが、晴れる気配は無い。







結局教会に日没までいた・・・残念ながら夕焼けは見ることはできなかったが、ここの教会の雰囲気が良かったので良しとしておきましょう。






フィレンツェで最後の夕食。


今宵も「garibardi」へ。
店の近くにいくと顔なじみになったウエイターが私を見つけて手招きしている。

昨日から晩御飯前に胃薬を飲んでいる。

量が多いので胃の方がそろそろ参ってきている。

食事の最後はグラッパ(葡萄の絞りカスを発酵し蒸留した酒)とコーヒーで仕上げ。

よく食べたしよく飲んだ・・・ハッピーな店で楽しかった。
たぶんもっと美味しい店というのはあるのだろうけど、1人旅の晩御飯というのは行ける店が限られてくるのと時間を持て余してしまうことが多い。

想像してみてください・・・異国で一人で晩御飯を食べている自分の姿を。

ここの店は雰囲気が良かったので、食べている時間を楽しく過ごすことができた。

さてフィレンツェもおしまい。

ウッフィツィ美術館もピッティ宮もヴェッキオ宮も行かなかったけど、それは次のお楽しみとしておきましょう。

ここフィレンツェとフランスのパリ、ドイツのケルン・・・ここ欧州の三都市は共通点がある。
それは京都市との姉妹都市であること・・・いわれてみればナルホドである。
蛇足だが京都市の姉妹都市でアジアはインドネシア・ジョクジャカルタ、中国・西安・・・こちらも国を代表する古都である。

明日は再びローマ。



ミケランジェロとラファエロ


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