トスカーナの古都へ 8時54分ミラノ行きのESに乗るべく。30分ほど前に駅へ向かう。 ![]() と言ってもホテルから1分の距離であるが。 ![]() ちょうど通勤時間帯。 ![]() 異国の朝の雑踏風景は観光名所より面白い。 ![]() 移動のため荷物があるのであちこち動き回ることはできないが、朝の斜光線の中、写真を撮っていた。 ![]() 列車を降りた客を見ているとくわえタバコの人が多いこと。 ![]() 女性でも当たり前のようにくわえタバコで歩いている人が多い。 ![]() 日本より喫煙率が高そうである。 ![]() そうこうするうちにESの発車番線の表示され、列車が入線してきた。 ![]() 日本の新幹線と違い主要駅では乗降のための時間ロスを含んでダイヤを組んでいるのである。 ![]() 途中、飲み物やお菓子、新聞のサービスがあり2時間弱でフィレンツェ サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着。 ![]()
![]() カウンターには中国系の女性が1人。 ![]() 「シングルの部屋で3泊ありますか」 ![]() ローマもそうだったが、日本円に対してユーロ高というのもあるがホテルの相場が高い。 ![]() さてシャワー・トイレ有りか無しだが、1泊で22EURの差額である、約3,000円×3日と1人旅で殆ど部屋にいないことを考えると「無」で問題なし・・・ということで46EURの部屋で決定。 ![]() まだチェックインできる時間ではないので荷物を預かってもらい、市内へ。 天気はローマは晴れだったがフィレンツェは曇り。 ![]() まずはドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)へ。 ![]() この聖堂はフィレンツェの象徴として必ず出てくる場所である。 ![]() となりは洗礼堂。 ![]() その前には「天国の扉」がある。旧約聖書をモチーフとした美しい扉である。 ![]() 中に入ると、目的の彫像が無い・・・本来あるべき場所には写真が飾ってあり、説明文には「この彫刻は美術館に展示してある」と記述してある。 ![]() 礼拝堂を出て向かいの美術館へ。 ![]() 階段を上がり中二階にミケランジェロの未完の彫刻「ピエタ」があった。 ![]() なんと言うか未完で鑿後など残っているのに動きだしそうな雰囲気、そして伝わってくる悲しみ。 ![]() 実物の1/10の印象も伝わらないだろうと思いつつもシャッターを切った。 ![]() 「この像は人工灯の下で見るのではなく洗礼堂の元の場所で堂内にこぼれてくる光で見るべきものではないだろうか。」というのが素直な感想である。 ![]() 気がつけば昼をかなりまわっている。 トラットリアやピザテリアが並ぶ通りに行き、2往復ぐらいして一番古そうな店に入った。 ![]() お昼のピークを過ぎているためかテーブル席には何組かの客がいるが ![]() 薪の竈の正面のカウンター席に座った。 ![]() 主人は黙ってうなずいた。 ![]() 次にトマトソース、チーズ・・・そして注文に応じたトッピング。 ![]() 隣に座った常連客だろうか「写真撮られてるぞ・・・」のような事を言って主人 ![]() 待つこと数分・・・できあがり。 ![]() さて午後からは何処へ行こうか。 |