コッツウォルズって何処? コッツウォルズ・・・Cotswolds・・・最近よく聞く地名である。 出発前、妻は「コッツウオルズに行きたい」と言った。 実は、私も名称は知っていたが、どこか知らなかった。 となると時間の無い旅行者には、現地ツアーという手段が一番確実である。 ビクトリア・バスターミナルに集合。 さてツアーだが、やはり人気なのだろう。 このツアーのガイドの若い英国人男性であるが、日本の滞在経験が長いのだろう、流暢な日本語とジョークで案内している。 約2時間で、最初の町Burford到着。
コッツウォルズ地方の特色である「はちみつ色」の石で造られた家が並んでいる。 ガイドは、「関心のあるかたは教会に行きましょう」と、案内してくれた。 教会に行くのは好きだからなんの異存もないが、逆に言えば、他に見せる物がない、といことでもある。 教会の案内の後は、自由時間。 私には、こういうのはありがたい。 ヨーロッパの田舎は大好きだが、さすがに人が多すぎる(^^;; 約1時間で集合。 ここは、コッツウォルズ観光の中心となるエリアである。 ここで2時間の自由時間。 Bourton-on-the-Waterは、町の中心部を浅い川が流れる、普段なら静かな町なんだろうな、と想像のできる町である。 ここの川縁でお昼、Ikukoさんに作ってもらった、梅干し入りおにぎりを美味しくいただいた。 こんなところでおにぎりを食べる観光客も珍しいであろう。 人が集まるところだけに、観光客向けのいろんな店が並んでいる。 一歩、裏路地に入ると、そこには静かなエリアである。 そして3つ目の目的地、Broadwayへ。 ガイドは、「以前は他の町も行けたが、今は団体はお断りと言う町がいくつかあり、ツアーバスでは行けなくなってしまった。」ということ教えてくれた。 大型バスが何台も来れば、駐車場から、団体の対応までしなくてはならない。 経済は潤うであろうが、環境が護られるかどうか、それぞれの町の判断であろう。 Broadwayでは、茅葺き屋根の家に案内してくれたが、合掌造などを知っている日本人にとっては、さほど感嘆すべきことではないと思った。 ここも1時間、ブラブラと。 Broadwayを離れ、倫敦へ。 途中、Blenheim Palace侯爵の城(?)でハイ・ティー。 ここは、第2時世界大戦中の英国宰相チャーチルの実家でもある。 庭も美しく、まわりの湖や森も美しく、ハイ・ティーを含めて1時間弱の滞在では、時間がなさすぎる。もっとゆっくりしたかった。 さて、倫敦も最後の晩である。 食事は遠出するのも面倒なので、PYMS HOTELの交差点斜め向かいにある、Ebury Restrantへ。 期待していなかった分だけ、嬉しい驚きであった。 |