なんといってもHarrods


 帰国の朝、朝食後もIkukoさんとしゃべっている時、私は「そろそろ宿泊費精算お願いします。クレジットカードで払いますのでカード手数料も加えてください。」と言った。

その時、Ikukoさんはちょっと考えて、「それじゃ1泊○○ポンドで良いです。カード手数料は入らない」と、とんでもない安い値段を言い出した。

「Ikukoさん、その値段は安すぎます。この値段をお支払いします。」と私が高い値段を言った・・・逆だよ、まったく(^^;;
 今回、Ikukoさんは、いつも娘に話しかけ可愛がってくれた。

そんなこともありとんでもない安い値段を言い出しただろうけど、気持ちは嬉しいが、やはりケジメはつけなくてはいけない。

さて、荷物を整理してHarrodsへ。


私の家には、Harrodsの「熊のぬいぐるみ」がいくつかある、新婚旅行の時に買ったのもいれば、近年私が買って帰ったものもある。

そんなこともあり、妻と娘は、ここへ行くのを楽しみにしていた。
出発前に、妻は娘に「Harrodsはすごい」と吹き込んでいたし・・・(^^)

ほぼ開店と同時に店内へ。
妻と娘は、完全に舞い上がっている・・・(^^)

あっちで足を止め、こちらで商品を手に取っている。
店内にいたのは3時間あまり。

お昼も忘れて、買い物をしていた。

妻と娘は「楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう」なんて言っている。

何枚ものカードの伝票、誰が払うんだ・・・
でも、こんだけ満足してくれれば、良しとしましょう。

Fortnum & Maisonでも買い物をして、約束どおりロンドン・タクシーでホテルに戻った。

最後にIkukoさんともいろいろ話をして、お土産をもらい、記念撮影をした。
夕方、ヒースローへ。
ANA202便、成田行き。
私は、会員のアップグレード券を使い、妻と娘は、私のマイレージ使用のアップグレードでOKであるということ。
妻と娘は、はじめてのビジネスクラス。
まず、妻と娘はラウンジで好きな飲み物を飲みながらゆっくり待てるということに驚き、機内に入りシートに驚き、一言「これなら13時間乗っても大丈夫。」
最新型シートで170度まで倒れ、横になって身体を伸ばして寝ることができる。
サービスも良いし、えらく満足していたみたいである。
今回、かなり無理をしてヨーロッパに連れて来たが、やはり来て良かった。
わずか10日間あまりで、娘はいろんなモノも見聞きして、それぞれ印象に残ったみたいである。また本人の中でアジアとヨーロッパの違いも理解できたようである。
「今度はイタリア行きたい」などと勝手なことを言っている。
妻も当初、「13時間も飛行機の乗るのはイヤだ、」ということで難色を示していたが、「やはり来て良かった。またヨーロッパ行きたい。」と言っている。

今回、節目のつもりで行ったヨーロッパ。
特に英国では、いろんな人にお世話になり感謝の気持ちでいっぱいである。
離陸のアナウンスを聞きながら、いつものように呟いてみた。
「そうさ。また来るさ。」


倫敦の印象 へ

表紙へ

海外旅行目次に戻る