イングランド南東部の旅・・・その2


朝もやの中をアックフィールドの町をほっつき歩いていた。

ヨーロッパの町は、教会を中心にしてひろがり、またハイ・ストリートというメイン通りに沿ってコンパクトにできている。

日曜の朝ということもあり、人気もなく静かである。

昨晩まで全く知らなかった町であり、おそらくこのホテルに泊まらなければ関心さえ持つことのなかった町である。

いつも、私はいつも「街」と表記することを好むが、アックフィールドは「町」というほうが似合っている。

なんとなく気分が良くて、タラタラと歩いていた。

教会の墓地には、「北海道の地図」が墓標になっている墓があり、見てみると埋葬されている人は約120年前、北海道に行っていたと書いてある。

明治初期の頃、この人はどのような目的で日本に来たのだろう。
お昼前、Satoshiさんに再び迎えに来てもらった。

まず昨日の「プー・コーナー」に向かいお買い物。

次は、Andrews Woodという公園に向った。公園と言っても入り口のところだけ駐車場やトイレがあるだけで、あとは自然のままである。
英国には、このような公園は寄付された土地をナショナルトラストの財団が管理・運営していて、日本のお役所主導とはまったく異なったものである。

皆、犬を連れてきて、何キロもあるトレイルを散歩している。人に近づいたりするとリードをつけるが、それ以外は自由に散歩させている。

妻は今回「NICOと一緒に散歩したい」と希望していたので、Satoshiさんご夫妻に心遣いは大変ありがたかった。

トレイルには、牛、馬、兎などの各種フンが落ちている。

途中にはブラック・ベリーが生えていて、NICOの好物と教えてもらったので、娘はいくつもブラックベリーを取って、NICOに食べさせていた。




1時間あまりの楽しい散歩も終わり。

ドーバーへ・・・英国最東端・・・石灰岩の白い壁。

ユーロトンネルができるまでは、大陸と英国を結ぶ重要な港であった。

トンネルができた今も、多くの船が発着している。















ここでは、私は撮影だてら海岸をぶらぶら。






Satoshiさんは、犬の散歩。
Satoshiさんの奥様と妻と娘は、アウトレットでお買い物。
1時間あまり、風に吹かれながら海岸を歩いていた。








集合場所に集まると、妻はウェッジウッドの古伊万里タイプにお碗を2セット、アウトレットで格安で仕入れることができたとご機嫌だった。


一路ロンドンへ。
途中カンタベリーによって、カンタベリー大聖堂を遠目で見て、約2時間。
最後、ロンドンでラーメンを一緒に食べて、1泊2日のイングランド東南部の旅は終了した。
スコッチ大好きの二人が、ほとんどアルコール抜きで1泊2日。
楽しい旅でした。
Satoshiさん、ご夫妻と愛犬NICOにはほんと感謝します。


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