イングランド南東部の旅・・・その1


午前中、ロンドン観光のお約束のバッキンガム宮殿の衛兵交代を見に行った。

PYMS HOTELからは徒歩で行ける。

宮殿の広場は、昨年までと違い、車止めがしてあり広場となっていた。

いつ来ても観光客でいっぱいなので、この方が良いかもしれない。

またエリザベス女王在位50周年というので金の牛や金のバスなど「金」があちこちにある。

いつもホテルから宮殿の前を通ってグリーンパークに行くことが多いのだが、衛兵交代って凄い人が集まるので今まで見たことがなかった。

宮殿の旗は女王不在を示していた。

パリと同様、今回は漏れなく観光ということで、11:30まで待つことにした。

ぞくぞくと観光客が集まってくる。





広場は観光客で埋まってきた、1000人ぐらい集まっている感じである。

11:30 いよいよ始まる。

そこへ騎馬警官が広場を横切って、宮殿へ。
そのあとパトカーが入ってきてアナウンス。
「今日は、衛兵交代はありません」
衛兵交代は1日おき、残念ながら今日は「はずれ」である。
いちいち掲示が出るわけでないので、「はずれ」の日はこれの繰り返しなんだろうな。

気持ちを切り替えてホテルへ戻る。
PYMS HOTELの前でSatoshiさんと待ち合わせ。
1泊でイングランド南東部に遊びに行こうということになった。
お昼、Satoshiさんご夫妻と愛犬NICOが車で迎えに来てくれた。
Satoshiさんとは昨年9月にロンドンでお会いして、この6月には京都でお会いしている。
遠距離にもかかわらず、よくお会いしている。

今回は奥様とも始めてお会いした、私も妻と娘をSatoshiさんに紹介した。
妻は犬が大好きなのでNICOに会えることを楽しみにしていた。
都合5人と犬一匹は、まずウィンザー城へ。

ここも私は初めてである・・・しかし英国に何度も来て、有名観光地へ行っていないことを実感する。
ちなみにロンドン塔も行ったことがありません、今回も行きませんでした・・・(^^;;

約1時間でウィンザー城に到着。

入場料12£なりを払う・・・城の入場に2,000円以上か・・・英国は観光施設の入場料がすごく高い・・・特にロンドンとその周辺の物価は高い。

だから1£が180円ではなく100円ぐらいで考えないと、何を買うにも躊躇することが多い。

ウィンザー城・・・ヒースロー空港からひっきりなしに離陸する旅客機のせいで騒音はかなりのものである。
旗を見ると、こちらも女王陛下は不在のようである。

しかしここも大勢の観光客である。
日本の中学生の団体の制服姿も見える・・・研修か修学旅行かしらないけど実に羨ましい。

アン王女の人形館は長蛇の列で、最後尾は40分待ち・・・庭も特別公開しているが有料・・・なんとなくやめて、グッズ売り場へ。
在位50周年の「ゴールデン・ジュビリー」のグッズばかりである。
妻は「GOD SAVE THE QUEEN」のTシャツ、娘は、女王の王冠のキーホルダーを買ってご満足であった。
教会は、歴代の王家の人々が祭ってある。さすがにここは静かなものである。

次なる目的地は、
「プーの棒投げ橋」
こちらも妻が「プーさん」が好きなので、英国行くならぜひ行きたいと言っていた場所である。

また1時間ほどのドライブ。
プーショップに着いたのは閉店時間まぎわの17:00だったので店内をぐるりと見ただけで、また明日こようといことでぼー「棒投げ橋」のほうへ。

このエリア一帯は、原作者ミルンが子どもの頃遊んだ場所であり、「熊のプーさん」にそのまま、その場所が反映されている。

車で10分ほど走り、駐車場に車を停めて、そこから徒歩。
ここは自然路のままなので、途中ぬかるんでいたりして、気軽に名所に行けるというのではないが、なかなか楽しい散歩である。

途中、すれ違った日本人の家族の子どもが「日本人ばっかり・・・」と言っていた・・・
まぁ、いいんじゃないですか・・・(^^)

途中、晴れたり雨が降ったりという英国らしい天気で楽しませてもらった。
先の子どもの言った通り、よく日本人に会いました・・・棒投げ橋・・・残念ながらここにはプーの看板があるわけではなく、「橋」があるだけ。

でも、ここへ来る道が気持ち良く、来たかいがあった。

あちこちまわり、アックフィールドという町へ、ここのHooke Hall(B&B)というホテルがすごく良かった。
個人宅を改造したB&Bで、私たちの部屋は、広く天外付きベッドがあり、ロッキングチェアなど、英国の伝統的な造りで妻と娘は大喜び。

ソファやロッキングチェアの取り合いをしていた。

隣町の「The Griffin Inn」というレストランが良いという話で、予約を取るのが大変難しいという店だか、運良く予約が取ることができた。

行ってみると小さな村の教会の向かいにある、何も変哲もないパブだが、奥がレストランになっている。
結果は、うわさ通り食事は美味しく、会話は非常に楽しかった。
その証拠に前菜の「ハトのグリル」を食べて、メインとか写真に撮るのを忘れるぐらい美味しかった。

そして、Satoshiさんは、私たちをホテルに送ってくれ、明日の約束をして自宅に帰られた。


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