古美術研究旅行(98年7月28日〜8月1日)
【3日目】(その1)
●3日目は全員、完全自由行動です。他の先生方、助手の皆さんはすでに行くところが決まっている様子。私は慌てて前日にガイドブックを借りて検討しました。奈良はまるっきり初めてだったので、やはり有名どころは押さえておこうということで、飛鳥に行くことにしました。
●毎度おなじみ近鉄線で飛鳥に向かいました。飛鳥駅前でレンタサイクルを借り、精力的に走り回りました。当日、京都は雨だったらしいのですが、飛鳥はかんかん照り。トンボが乱舞する中、雄大な景色を見ながらいい汗をかきました。
●経路は次の通りです。
・欽明天皇陵・・・誰もいなかった。
・亀石・・・大きな石。亀というよりはどうみてもカエル(笑)。
・橘寺・・・聖徳太子が生まれた場所。普通の寺ですね(^^;。
・酒船石・・・私はこれを見ると手塚治虫の『三つ目がとおる』を思いだしてしまいます(^^;。古代のロマンという感じですねー。
・飛鳥寺・・・日本最古の寺(何と596年、蘇我馬子が竣工)であり、日本最古の仏像(重文)があります。
・国立飛鳥資料館・・・人がいない。ガラガラ。内容はまあまあ。
●この資料館のあたりでお昼になりました。資料館前のレストランで昼食をとりましたが、レストランもガラガラ。外に出ると、誰もいない。あまりに淋しいので、用もないのにPHSで助手の人に電話をかけてしまいました。申し訳ない。
●午後は、サイクリングコースになっていない危険な坂道(大型トラックがガンガン通っている)を猛スピードで疾走。事故らなくて良かったです。
・岡寺・・・行くかどうか迷ったのですが、行ってよかったです。日本最大、最古の塑像(如意輪観音座像:重文)は壮観です。
↑仁王門(重文)
・石舞台古墳・・・中に入れるとは思わなかった。
・高松塚古墳・・・これも太古のロマンを感じますね。隣接する「高松塚壁画館」では、壁画の復元図(実物大)を見ることができます。
・文武天皇陵・・・ここも誰もいない。(続く)
3日目(その2)に進む
2日目に戻る