古美術研究旅行(98年7月28日〜8月1日)


【2日目】

●バスで興福寺へ向かいました(下の写真は五重塔)。興福寺は藤原鎌足・不比等によって興された由緒ある寺院です。

興福寺五重塔

●中でも国宝館はその名の通り国宝のオンパレード。死ぬまでに一度は見ておきたい貴重な仏像が多数安置されています。私のその中でも阿修羅の像にしばしみとれました。

●その後は自由行動となりました。先生方と助手の皆さん、学生の一部は室生寺に行くことになりました。近鉄線を乗り継ぎ、室生口大野駅に着きました。バスの時間が合わないので大野寺(駅から徒歩5分程度)のそばの渓流で時間をつぶしました。

●下の写真の中央には岩を削って作った巨大な磨崖仏(まがいぶつ)があるのですが、よく分かりませんね(^^;。ちゃんと写せば良かった。

渓流

●ようやくバスに乗り、室生寺に到着。空海の高野山が女人禁制だったのに対し、室生寺は女人の登山を許したので「女人高野」と呼ばれたそうです。金堂の仏像がこれました素晴らしい。その後、400段の石段を登って奥の院へ。

室生寺石段

●降りたあと、昼食。ビールがやたらうまく、つい飲み過ぎました。くらくら〜〜(^^;。帰りのバスで爆睡してしまい、恐らくその時にウチワを紛失してしまいました。くくく・・・。

●次に、電車で長谷寺へ向かいました。電車を降りてからがまた長く、ひたすら歩きました。寺に着いて待っていたのは、399段の登廊(^^;。

長谷寺登廊

●室生寺と合わせて、800段以上。ビールで酔っ払っていたため、少々つらかったどす。しかし本尊(11面観世音菩薩)は10メートル以上もあり、迫力がありました。また、上から見る景色も格別のものがありました。

長谷寺

●ちなみに、翌日足は痛くなりませんでした。良かった。まだまだ先があるので、あまり飛ばしすぎないようにしないと。


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