Diary

(2001年7月)


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07月31日(火)

●教授会・教員全体会があり、「教室のパソコンを盗もうとして捕まった学生の処分」をどうするかで紛糾した。しかし紛糾するということ自体がおかしいのであって、犯罪を犯した学生は退学処分にするのが当然である。しかし「退学させると授業料がもったいないモード」に入った人が約1名いたこと(←これは私の思いこみではなく、どの先生も一様に口を揃えてそう言っていた)、そして「退学させるのは可哀想だ」とかわけの分からないことを言う教授が複数いたことで紛糾したのである。司会者の支離滅裂な議事運営も混乱に拍車をかけた。私は馬鹿馬鹿しくなって途中で退席したのだが、話によると主犯格の学生は「無期限停学」、犯行を幇助したもう1人の学生は「停学2ヶ月」ということになったそうだ(若手は議決権がないので、教授だけで裁決を行った)。冗談も休み休み言っていただきたい。当該学生がやったのはれっきとした犯罪である。我々は警察に通報し、刑事告発することも可能なのだ。厳しい処分に反対した某教授は、学生が殺人やレイプなどの重罪を犯しても「退学にするのは可哀想だから」とか言うのだろうか。もしこの処分がまかり通れば、「物を盗んでもOK。もし捕まっても停学で済む」という風潮が学生の間に広まり、ますます盗難が横行するに違いない(実際に盗難は多発している)。

●会議の後、若手教員だけで集まって秘密会議を行った。若手は全員が「退学が当然」という考えで、「まったく胸くそ悪い」という意見で完全に一致した。みんな「某教授には心底がっかりした」「悪しき前例を作ってしまった」などと口々に訴え、この話だけで2時間も討論した。結論は「もう年寄りの**教授達には学部運営を任せておけない」ということだ。そして秋学期からは若手が一致団結して*****ことを確認した。別件で教育運営に関する「学長案」が出ているが、全員で***していくことも申し合わせた。大体、担当者(若手教員)の了解も得ずに、突然上からこのような案が降ってくるのは釈然としない、という意見があった。我々には議決権はない。議決権がないのに*****の**な決定の尻ぬぐいをさせられ、責任を負わされるのはまっぴらだ。アドバイザーでも何でも教授だけで運営していただきたい、という意見もあった。「大学」の看板を外して「小学校」にかけ直せば良いという意見も(以下、きりがないので略)。最後に若手を代表して私が意見を一言申し上げたい。阪神大震災の時、当時の村山首相は路上に放置してある自動車を強制排除するなどの緊急措置をまったくとらず、迅速に対処すれば助かったであろう多くの人命を失わせた。これは薬害エイズ事件に匹敵する大罪である。今の教授会は村山と同様である。「非情」な措置に反対した教授は、結局自分が悪者になりたくない、いい子ちゃんでいたいだけなのだ。そのような者たちに組織を治める資格はない。大学に損害を与えるような議決しかできないような教授は、全員(以下略)

07月30日(月)

●住宅ローンの一部を繰り上げ返済するため、朝から奔走。洗濯機を稼働させつつ、市役所に印鑑証明を取りに行く(新しい契約書のために必要なので)。コンビニで収入印紙も買い、家で契約関連書類を作成。洗濯物を干す。銀行に行き、大金を振込み。郵便局に行き、書類を投函。自宅に戻り、今後の資産運用について考える。

●繰り上げ返済をしたのは、デフレの時代にはこれが最も効果的な資産運用方法だからだ。住宅ローンは、最初の10年間くらいは返済額の大半が利子である。繰り上げ返済は元金だけを返済するので、利子も含めたトータルの返済額を大きく減らすことができる。ケースバイケースだが、例えばいま100万円返済すれば、トータルでは200万円位返済額が減る場合がある。100万円投資して確実に200万が得られるような金融商品は他にない。借金がある場合は、繰り上げ返済に勝る運用方法はない。

●現在外貨預金をやっているが、他の外貨預金を始めるか、あるいは新しい投資信託を始めようかで迷っている。しかしそんな金があるのなら、繰り上げ返済に回した方が良いのではないか。いやしかし比較的短期でささやかな利益を得たいという気持ちもある。悩ましいところだ。

●午後はDVDを鑑賞するなどしてうだうだしたが、夕方から採点。緑園の分の採点は点数の転記も含めてすべて終了。武蔵美もすべて終了。ついでに慶応通信教育のレポートも採点。また採点デーだった。明日も採点が待っている(^^;。

07月29日(日)

●午前中は寝た。午後から仕事をしようと思ったが、久しぶりに「何もしたくない病」にかかり(^^;、うだうだした。それでも選挙には行き、買い物をした。つれづれなるままにネット通販しまくり。ミネラルウォーター(渇水が予想されるので)、親から頼まれたプロポリス(個人輸入すると安い)、ユニクロのデイパックとポロシャツ、高麗人参茶、キムチとチャンジャ、本2冊。そのうち爆睡(をいをい)。

07月28日(土)

●午前中は疲れと二日酔いでずっと寝ていた。午後から科研費の研究会。その後はずっと飲み。夜遅く帰る。疲れ倍増。涼しくて良かった。

07月27日(金)

●緑園で試験。試験会場のうち1つが他の試験とバッティングしていて、教室変更などでバタバタする。憤慨して教務課には少しきつく言ってやった。きょうは諸橋先生が補講のため来校していたので、その間採点する。2時間半ほどかけて、232枚のうち3分の2程度終了したところで煮詰まってやめる。横浜に出て、諸橋先生の基礎演習ゼミと飲み会。二次会でカラオケ。思いっきり午前様。泥のように寝た。

07月26日(木)

●比較的涼しく、過ごしやすい1日だった。大学でずっと採点。リテラシーはFDをいちいち開いて細かい点まで点検しなければならないので大変だ。出来も悪いので気が滅入る。偏差値と標準偏差を混同している奴。円グラフに「合計」まで含めてしまう奴。絶対指定のやり方がわからず、1行ずつ計算している奴。その割り算の計算すら実行できない奴。そもそも「ワークシート」がわからない奴・・・。私は試験の説明で「偏差値の計算」は出すと言ったはずだ。ヒストグラムの作成も出すと言ったし、表の書式設定も出すと言った。オートフィルタによる抽出やデータの並べかえも出すと言った。それなのになぜできないのだろう。それはリテラシーの試験用の勉強をしていないからだ。授業でやった内容だけでもおさらいしておけば何も問題はないはずだ。Excelは本来150点満点であったが、100点満点にして計算することにした。

●教務課から渡された、採点結果を記入する用紙もおかしい。出席点や中間試験・期末試験の結果を書き込むようになっているのだが、中間試験の欄が空欄になっている。中間試験の結果はすでに提出済みなので、ここにはすでに点数が入力されていてしかるべきだ。空欄なので、一度提出し確定した中間試験の結果を再度書き込まなければならない。再度書き込む時に書き間違えて、最終得点が変わってしまったらどうするつもりなのだろうか。教務課に尋ねたら、中間試験の結果をすでに提出されたものと照らし合わせてチェックする時間はないようだし、この用紙に中間試験の点数を入れない理由も「わからない」という。**も休み休み言って欲しい。それから、教員が最終得点を書き込む欄もない。評価というのは教務課が決定するものではなく教員の責任において決定するものなのである。もし教務課が計算を間違えたら(GPAの計算は実際よく間違える)どうするつもりなのだろうか。現場を知らない人間が指示を出すからこんな変ちくりんなことになるのだ。頭に来たのでこの用紙には「最終得点」だけ記入することにした。普通の大学だったらそれだけで十分なはずだ。

●某ヨドバシカメラの通販をよく利用するのだが、その配送業者がヤマト運輸から某S川急便に変わった。S川急便は「手渡し」が原則で、宅配ボックスに入れてくれない。私は1人暮らしで家にいないことが多く、宅配ボックスに入れてくれないと非常に不便だ。「ご不在連絡票」が入っていると電話して「宅配ボックスに入れてくれ」と依頼しないと荷物を受け取れない。しかも「貴重品」の場合は依頼しても宅配ボックスに入れてくれない。それで受け取りが確実に1日か2日遅れるのだ。他の配送業者であれば有無を言わせず宅配ボックスで、それでもほとんど問題はない。某ヨドバシカメラが配送業者を変更したのはコストが理由であろうが、通販を利用するのは私のように単身世帯が多いということをもっと考慮していただきたい。

●そんなわけで世の中は思わしくないことばかりだ。家でフテ寝。

07月25日(水)

●暑くて朝の5時頃目覚めた。せっかくなのでそのまま起き、洗濯など雑用をこなす。早めに大学に行く。情報化社会論とリテラシー演習の試験。リテラシーでは問題を5問も用意していたが、全員2問もできなかった。何だかなあ。偏差値の計算は「出すよ」と言っておいたのに、なぜできないのだろう。

●研究室で情報化社会論の採点を行い、全部終わる。出席点を重視すると、試験の点数があまり良くなくても最終的に良い点数になってしまう。これはいかがなものかとも思うが、実際に毎回の小テストを重視していたので、その努力を評価するという点では良かったのではないかと思う。

●恩田先生は用事があって先に帰られたのだが、構わず「びんでぃ」に行った。そうしたら学生が8人も入ってきて、私の姿を見つけて喜んでいた。オレが「びんでぃ」で食事してるのがそんなにうれしーかー、みたいな(^^;。その後、店の近くでたまたま気分が悪くなった人が店の中に担ぎ込まれ、救急車を呼んだので救急隊員とストレッチャー(担架ののことを最近ではこう呼ぶらしい)が店の中に入ってくるなど、なかなかシュールな体験をさせていただいた(^^;。急病人が運ばれていく脇でカレーを食べている私は何?(笑) ところで学生に言っておくが、こういう店ではナンを頼むのが普通だ。ライスは「さんざんナンを食べつけた人」が「あーきょうは趣向を変えてライスにしてみようかな」とか言って頼むものだ。最初からいきなりライスというのは素人丸出しだぞ。

●野菜に含まれている成分の中には、眠気を誘うものがあるらしい。それかどうか分からないが、家でファ**ルの青汁を飲んだところ急に眠くなり(以下同文)

07月24日(火)

●試験期間中だが、基礎演習は授業を実施。1年生は居残りで企画書を書かせた。2年は今頃になって制作に精を出している。1ヶ月も前からゼミの時間を制作に充てているのに何をやっていたのだろうか。それでも大半の学生が作品を提出した。

●教授会・全体会は冒頭から荒れ模様。大荒れにはならなかったが紛糾。終了後、教務委員会。結局3時間。やることは山ほどあるが、何もやる気になれない。

●駅前のスーパーで100円アイスが5個395円というセールをやっており、結構使える。某雪印の「つぶころラムネシャーベット」は意外とおいしかったりする(^^;。家では爆睡。

07月23日(月)

●川越から大学まで歩いた。歩くのは別につらくないが、暑いのはつらい。きょうの最高気温は体温より高かったらしい。自宅の23時における気温−−32度(^^;。

●澤田先生の研究室の前には、研究室に入りきらなかった古い総合雑誌が山積みになっている。例えば1930年代の『改造』とか『中央公論』などだ。それらを読むと、時節柄伏せ字が多い。当時は政府の批判をするとそれだけで逮捕されるので、それを回避するためにわざと「×××××」などの伏せ字で核心部分を書かないようにしたのだ。現代人が読むと「こんなので意味がわかるのだろうか」と思う部分もあるが、当時の知識人は伏せ字が何を指すかだいたい理解できたという。私もそれに倣い、ちょっと伏せ字で書いてみる。やい、×××。×××××××××。我々は××××××××。この××××××。・・・・賢明なる読者の皆さんは、私が何を言いたいかおおむね理解できるはずだが(笑)。

07月22日(日)

●毎年この時期になると、水道の蛇口からお湯が出る(^^;。こう暑くてはかなわん。朝の4時頃に暑くて目が覚めた。ふつう朝方は涼しくなるものだが・・・。仕方がないのでクーラーをつけて寝直した。寝るときはなるべくクーラーをつけないようにしているのだが、日本全体がだんだん熱帯化しているので、つける機会が多くなるだろう。そのうちマラリアがはやるようになるのではないか(本当にマジな話)。

●朝イチで郵便局に行き、慶応通信教育のレポートと50年史の原稿をゆうぱっくで送付。お昼に赤坂の某所で食事。いまいちだった。帰宅してから昼寝。リテラシーの試験の準備をする。

●DVD版『ウルトラQ』を少しずつ観ているのだが、古い作品だけにいわゆる「放送禁止用語」が平気で出てくるので面白い。例えば第2話「五郎とゴロー」では、次のようなセリフがある。

「こいつはうちの研究所で小使いとして働いているんだが、小さい頃から猿きちがいで、猿の世話ばっかりしている。村人はこいつのことをエテ公って呼んでいるんだよ」

●「小使い」はすでに死語で、若い人の中にはこの言葉を知らない人も多いと思う。召使いや雑用係のような意味だが、昔は学校の用務員のことを「小使いさん」と呼んでいた。放送禁止用語ではないと思うが、差別用語の一種なので現在は使われなくなった。また、上記のセリフの対象である青年は口が不自由で、「おし」という言葉も劇中で使われた。地上波ではとても再放送できない。もっとも、昔のドラマやアニメにはこのような表現は頻繁に出てくる。座頭市なんか特にそうだし(わかるね)、ウルトラセブンとか怪奇大作戦でも、現在の放送コードにひっかかる表現が出てくる。映画でも『キューポラのある街』なんかは、テレビで放送する時は一部音声が消される。ところで『巨人の星』のDVDボックスでは、あの有名なセリフ「僕の父ちゃんは、日本一の日雇い人夫です!」(←放送禁止用語)はちゃんと収録されているのだろうか。

07月21日(土)

●武蔵美の前期試験。今年から「持ち込み不可」にし、その代わり試験問題のジャンルを明示したのだが・・・半分は討ち死に状態。メイヨーの「ホーソン実験」をシャクターやリーヴィットの実験と勘違いしている者が非常に多かった。明治〜昭和にかけての新聞の歴史を問うているのに、現代の新聞について書く人とか・・・。友達のノートのコピーを読んだだけで、内容を理解していない者が多いようだ。まだ採点していないが、採点するのが怖い(^^;。堤先生と食事してから帰る。

●自宅では久しぶりに風呂にお湯を入れた(最近はずっとシャワーだけだった)。その後、50年史、秋学期時間割、慶応通信教育など雑用をこなす。割とはかどった。お湯につかって疲れを取ると仕事の能率が向上するかも知れない(^^;。

07月20日(祝)

●晴れたので布団を干し、掃除機をかけた。昨日に引き続き雑用。VAIOノートにPowerPoint 2002等をインストール。あまり目立った成果はなし。

●インドネシアのワヒド大統領(※インドネシア人は自分の名前の最後に親の名前をくっつける。ワヒドというのは大統領の父親の名前で、大統領本人の名前ではない。だから彼のことをワヒドと呼ぶのは間違いだ。しかしワヒドという呼び名が定着しているのでそれに従う)が非常事態宣言を出すか出さないかでもめている。非常事態というのは国家が非常事態なのではなく、それを宣言した人自身が非常事態なのだなあと思った(^^;。何だか本学でも「緊急事態宣言」が出たらしいが(以下略)

07月19日(木)

●非常勤先でもWebを作らせたので、その採点をずっとやる。Webページの採点はペーパーテストのそれより時間がかかる。全部のページに目を通さなければならないし、必要があればソースを見て確認しなければならない。何とか終了。途中、学生が何人か作品や企画書を遅れて提出しに来た。TA加嶋さん来訪。いろいろ話す。マスコミ論のレポートを回収。16時半〜17時頃にかけて激しい雷雨。大学全体が一時停電。早めに退散。きょうはワケあって実家に帰る。自宅に戻ってから雑用。あとはいつものパターン・・・(^^;。

07月18日(水)

●短大の時から「学生アンケート」なるものがあり、それを読むと学生の意見は本当にばらばらで、受講者全員を満足させられるような授業は存在し得ないことを痛感させられる。例えば同じ授業でも、ある学生は「板書が見にくい」と書けば別の学生は「見やすい」と書き、ある学生が「わかりやすい」と書けば逆に「わかりにくい」と書く者もいる。だから一人一人の学生の意見をいちいち気にしても仕方がない。社会調査と同じで(学生アンケートも一種の社会調査か)受講者の意見を(部分的にではなく)全体的に把握しなければならない。

●情報化社会論は最後の授業だったので学生アンケートを実施した。今年度から新しくなったアンケートは、無記名と記名に分かれている。記名方式のアンケートは採点方式で、基本的に教員が見ることはない。無記名の方は自由記述で、教員が直接読む。記名の方は学生が直接教務課に提出するのだが、私はそれを知らずに教室で回収してしまった(^^;。でも読んでないからいいよね。

●自由記述のアンケートの方は、もちろんお世辞もあるだろうが概ね評価は良かった。ありがたいことだ。この日記を読んでいる学生が意外に多く、読んでいる学生は好意的なコメントを書いてくれる率が高かった。「ちゃんと布団の上で寝てください」と書いてくれた方、ありがとう。確かに毎日イスで爆睡しているが、たいてい午前2時か3時頃に目が覚めて、その後は布団の上で寝ます(笑)。「日本語が正しくないという理由で小テストを減点するのはどうか」と書いてくれた方、ご意見ありがとう。私は少々の日本語の乱れは大目に見ています。私が不合格にしているのは「まったく日本語になっていない解答」です。意味のわからない文章を書く人と、すばらしい文章を書く人を同じ点数にすることはできません。また、日本語が書けない人は社会に出てもまともな仕事には就けません。私が毎回小テストを課すのは、正しい文章を書く練習をするという意味もあります。それを怠ける学生を私は容赦しません。

●1人だけ悪意のある批判(というより単なる悪口)を書いてきた学生がいた。こういう学生はどのクラスにも必ず1人は存在するので、いちいちそんなことは気にしない。しかしこういう罵詈雑言を書く学生は、果たして成績がいいのか悪いのか(つまり、批判的意見の表出と成績との間に相関関係があるか)非常に興味が出てきたので、そのアンケートの筆跡鑑定をして小テストと全部突き合わせ、「犯人」を特定した。サンプル数が1なので一般化はできないが、成績が悪い(=授業についていけない)から不平不満を漏らすのではなく、教員に対する個人的な感情でアンケートの記述や出席率が左右されるようだ。私は心が広い教員なので(ていうか犯人探しが目的ではないので)、このような悪口を書いたからと言ってことさらに悪い成績をつけるということは一切しないが、どういう顔をした奴かということも興味があるので、来週の試験の時に本人を捜して、しげしげと顔をながめてやろう。

●夜は毎週恒例、恩田先生と「びんでぃ」に行く(※「びんでぃ」も学生の認知度が上がり、「その店知ってますよ」と書いてくれる学生も多かった)。TA山根さんが「一度行ってみたい」というので3人で行ったのだが、山根さんは実は辛いものが苦手であった。ちょっと修行し直してから来ていただきたいと思う。でも上福岡のプラザの状況がよくわかって良かった。

07月17日(火)

●1・2限ゼミの後、14時40分から会議。18時から教員懇親会。兼高先生と一緒に大学から「いちのや」まで歩いて汗をかいたので、ビールがうまかった。つい飲み過ぎ。家で仕事をしているうちに大爆睡(^^;。

●ところで学友会がある文書を公開し、カフェテリアに大々的に貼りだした。専門学校や短大の学生とは違い、4大の学生は誰からも指示されずに自主的な行動ができるので高く評価している。うちのゼミの学生はまるで自主性がないのだが(^^;。タイミングがいいことに、きょうはたまたまある高校が本学の見学に来ていた。その高校の先生方は学友会の掲示をずいぶん熱心にご覧になっていたようだ。高校の先生にも本学の良さを十分わかってもらえたと思う。喜ばしいことだ。学友会の代表は学長・大学運営本部長・大学運営副本部長らと会見したが、本当に会いたい人とは会えずじまいだったらしい。これは(以下略)

07月16日(月)

●澤田先生に誘われてお昼に「びんでぃ」に行った。誘われると絶対に「いや」とは言わない私(^^;。仕事をこなしてから大学を出て、神田の三嶺書房に行く。50年史の原稿フロッピーを渡す。当方であまり文書の整形ができなかったのが心残りだが、あと少しだ。おとなしく家に帰る。いろいろ雑用をしているうちに爆睡(^^;。

07月15日(日)

●2年ゼミの学生と「秋葉原見学ツアー」を敢行。帽子をかぶっていると、学生は誰も私を認識しない。そんなに地味だろうか(^^;。炎天下の中をいろいろ歩く。ザコンでMebius MURAMASAに初めて触る。凄い。薄い。液晶パネルを開くとキーボードがせり上がってくる新機構は、学生を喜ばせるに十分なものだった。しかし肝心のキータッチはへこい(^^;。この「へこい」という表現が一番ぴったりするキーボードだ。なぜならキートップを押すと「へこっ」とするから(笑)。他の場所もいろいろ徘徊したが、さすがに先行者は売っていなかった(笑)。中古のAIBOもなかった(^^;。TA棟居君合流。新宿に出てみんなで飲む。学生が行くような居酒屋は最近行かない(オヤジが行くような居酒屋なら行く)のだが、さすがに学生は安い店を知っているなあ。健全に2時間で終了。みんな一次会で帰る。ふだん教員とはもっとただれた飲み方をしているので、物足りなかった。棟居君と茶店に寄って話をしてから帰る(ああこれも健全)。資料を作っているうちに爆睡(またか)。

07月14日(土)

●武蔵美で前期最後の授業をやった後、横浜に行って諸橋先生・兼高先生・恩田先生と飲み。夜遅く帰る。さすがにバテバテ。

07月13日(金)

●昨日に引き続き猛烈な暑さとなった。金曜日の非常勤は前期の授業が終了。緑園の試験を残すのみとなった。猛烈に汗をかいたので、1日のうちに500mlのペットボトルを3回買って、それぞれすぐに飲み干した。それ以外にもかなり水分を補給した。体重はほとんど変化ないので、外に出ている間に3〜4リットルほど汗をかいたかも知れない。水をあまり飲まなければ一時的に体重は減る。しかし体脂肪を減らさなければほとんど意味はない。無理して水を飲まないと血液がドロドロになり、かえって健康に悪い。そのため水分は惜しみなく補給することにしている(ただしジュースは飲まない)。一時的な体重の低下より、サラサラ血液を保つ方が大事だ。家に帰ってまた水分補給(^^;。

07月12日(木)

●外は異常とも思える暑さで、日中の気温は体温と同じくらいだった。大学に行って雑用。家で仕事するため早めに帰る。家では授業の準備関連。窓を全開にしていても、家の中は30度を超えている。初めてクーラーをかけっぱなしにして寝る。くぅ。

07月11日(水)

●二日酔いということもあり、リテラシーの授業ではポカが多かった。課題チェックリストを持ってくるのを忘れた。出席カードを忘れた。説明の間違いを2つ犯した。ちょっと感情の起伏が激しかった。少し反省。このところ秋学期のクラス分けの方法について思案していた。スキルが低くても一所懸命やっている学生はいる。逆にスキルが高くてもなめている学生がいる。だから単純に成績だけでは判断できない。秋学期、他のクラスはWebページ制作指導が中心となる。そのことから、SAクラスはWebページの出来を最も重視してメンバーの見直しをすることにした。企画書と同様、Webの出来は概ね人間力に比例するので、これが現時点では最良の指標であると思われる。

●夜は恩田先生らと「びんでぃ」に行く。2日連続で行っても全然平気(^^;。インドビールを飲んだこともあり、汗びっしょりになってカレーを食べる。恩田先生はこの店で一番辛い「キーマカレーの☆5つ」(超激辛)にチャレンジ。私は少しだけ食べさせてもらったが、セキこんだ(^^;。恩田先生は「おいしい!!」と言って完食。参りました。恩田先生に「尚美辛いものMaster」の称号を与えたいと思う(^^;。家に帰っていろいろ雑用。

07月10日(火)

●1年の基礎演習では学園祭についての話し合いをやり、ほとんど「高校のホームルーム状態」になった(^^;。2年ゼミはあまり緊張感がない。自分にも責任はあるが困ったものだ。お昼は澤田先生ら数人と一緒に「びんでぃ」に行く。ついでにロヂャースで買い物(^^;。帰ってすぐに教務委員会。終了後、タクシーで上福岡に行って時間割関連の会議。終了後、永江先生やTAらと一緒に飲み。2次会まで飲んで遅く帰る。ちょっと紹興酒を飲み過ぎた。授業の準備をしていううちに爆睡(^^;。

07月09日(月)

●大学に行き、ひたすら授業の準備。秋学期の時間割も作成しなければならないため、早めに帰る。家では時間割を作成し、授業の準備をした。何とか今週の分だけは終了。会議の資料も作成。ああ忙しい。

07月08日(日)

●武蔵美は短大が改組して消滅(同校では「収束」と表現している)したので、これを記念して校友会との共催で「Home Coming Day −卒業生のつどい−」を開催した。短大の卒業生や教職員が多数参加した。しかし、私が知っている卒業生や助手連は出席しなかった。少し残念。先生方と少し話をしてから早めに帰る。帰宅して本を爆読。実家に顔を出したが、あまり夕食が食べられなかった(上記パーティーでけっこう食べたため)。自宅に戻り、授業の準備。このたび久しぶりに授業の新作ネタを作成しているが、やっているとアドレナリンが噴出し、眠気を感じない。時間はかかるが面白い。ところで個人情報保護法案は今国会への提出が微妙になってきているので、授業で説明しづらい。現在動いている分野をネタにするのはなかなか難儀だ。

07月07日(土)

●いつもの通り武蔵美で授業。帰宅後、すぐにマンション管理組合の理事会。16時頃終了。うだうだしつつ、少しずつ雑用。引き続き試験問題の作成。授業の準備。激しく爆睡(^^;。

07月06日(金)

●11時40分頃に緑園の寿司屋に入ろうとしたら、また準備中だった。中に入って話を聞くと、12時前に開けるのだという。**も休み休み言って欲しい。そんな殿様商売をやるような味か。この店には2度と行かないことにした。仕方がないのでまたガネーシュに行った(笑)。緑園では昼食の選択肢が限られるので困ったものだ。授業はつつがなく終了。白楽では何人かにWebの発表をしてもらった。いよいよ来週は最終回だ。帰宅してからは非常勤の試験問題の作成。

07月05日(木)

●わけあってXMLの勉強を始めた。かなりとっつきにくいが、うまく活用できれば応用範囲が広く、便利な技術だ。そのうちWebページの一部をXMLで記述してみたい。ところでXML関連のWebとしてはここが一番面白い(^^;。

●学生から韓国の生首ゲームソフトの紹介ページを教えてもらった。おおおおおお。このゲームを企画した人はきっと軍隊でおぞましい体験をしたので(中略)に違いない(^^;。

●ところで中国ではあの先行者携帯マスコットとキーホルダーが発売されているのだそうだ。先行者の紹介ページの作者がコメントしている(7月4日付の日記)ので見るべし。ああ、また笑い死ぬかと思った(^^;。

07月04日(水)

●試しに電車で西川越まで行き、そこから歩いてみた。近い。ものの5分も歩くと水田に出て、そこから川越キャンパスが見えるのだ。駅から大学まで徒歩で16分。あぜ道を突っ切ればもっと早く着くだろう。1限の時はこれで決まりだ(^^;。

●リテラシーではWebの企画書を書かせたのだが、1年生は企画の何たるかを理解していない奴が多いので困る。それにしても企画書を書かせると学生の「人間力」が如実にわかって面白くはある。他人が読むことを全然想定していない書き方をする奴。自分にしかわからない企画を書くな。問題点を指摘すると、企画そのものを否定したわけではないのに簡単に企画を引っ込める奴。そんな簡単にあきらめられるような企画を作るな。一番凄かったのはゲームソフトの感想を書くWebを企画した学生で、「そこらじゅうに山ほどある同様のページとはひと味違う企画を作れ」と指示したところ、「ゲームの感想は人によって違うので、他の人とは違うページになるんじゃないですか」と言い放った。凄い。凄すぎる。やっぱり人間力だね。技術力とか学力以前の問題。企画書を書かせることは学生の人間力を測るのに最適だなあ。

●きょうは恩田先生が多忙のため先にお帰りになったので、1人で「びんでぃ」に行った。いつもナンを頼むのだが、きょうは趣向を変えてライスにしてみた。薄いサフランライスだが量が多い。カレーも相変わらずうまい。どうしよう、ますますはまっていく。それにしても、何でこんなに暑い?

07月03日(火)

●火曜日はいつも1限で、8時20分頃に川越に到着する埼京線に乗るのだが、到着すると隣のホームから川越線(八王子行き)の電車がすぐに発車する。その電車の最初の駅(つまり川越の次)が西川越で、実は西川越が大学から最も近い駅なのだ。1限の時だけその電車に乗り、西川越で降りて大学に歩くと良いのではないか。そう思い、兼高先生や澤田先生にいろいろ聞いてから、夕方に西川越まで歩いてみた。

●噂には聞いていたが、西川越は凄まじい駅だ。まず、駅全体がガソリンスタンドの陰に隠れてしまっている(^^;。ホームは片方しかない。単線なので、上りも下りも同じホームから乗り降りする。当然階段などない。ホームの向かい側はすぐ民家だ。電車が停車すると、民家とホームの間に挟まれる形となる。改札はひとつで、人手で切符や定期をチェックしている。ということは、そこで精算すると、定期券やイオカードに出札記録がつかない。どーしてくれよう(^^;。

●西川越からうろうろ歩いてみて、恐らく一番近道であろうと思われる道順をあみだした。15分位で大学に着けるだろう。それはそうと、夕方とはいえ炎天下だったので、体力を消耗した。帰ってから研究室で爆睡(^^;。家でも爆睡(笑)。

07月02日(月)

●いつものように歩いて大学へ。粛々と仕事をこなす。家でやるべき仕事が多かったので早く帰る。帰りがけに、先週開店したばかりの餃子の王将(武蔵浦和店)に入ってみた。王将は内装や従業員のコスチュームが小ぎれいになったが、味は昔と変わらない。野菜炒めは量が少なく、味に深みがない。餃子も、餃子専門店の割にはアレだ(^^;。まあ200円というのは安いし、好みの問題もあると思う。ぎょうざの満洲の餃子もレベルとしてはこんなもんだ(内容は少し違う)。ていうか割引券をもらったので許す(笑)。とりあえず外食の選択肢が増えたことは喜ばしい。それにしても金がない(^^;。帰宅してから50年史の仕事。

07月01日(日)

●朝は二日酔いのため何もできず。久しぶりに晴れたので、とりあえず布団を干し、洗濯をし、掃除機をかけた。網戸が超汚くなっていたので、雑巾で拭いてみた。真っ黒。ああ恐ろしい。こんなもの(粒子状物質?)を毎日吸っているとは。散髪に行き、買い物に行った。疲れがたまっており、体調が悪くなった。特に肩こりがひどい。日中は本を読んでうだうだ。夜は実家に帰る。帰宅して授業の準備。本を4冊注文。アナログレコードプレーヤとUSBオーディオ・インターフェイスを注文。今週も頑張ろう。


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