ドイツ紀行・その9


【ミュンヘン】(99.09.14)

●翌15日は午前中に帰路につくため、この日が実質的な最終日です。せっかくミュンヘンに滞在しているので、ミュンヘン市内の博物館・美術館関連を回ることにしました。


レジデンツ宮殿脇の宮殿庭園(13日の夕方に撮影)。

●おおかたの美術館は10時とか11時オープンなので、まず最初に新市庁舎の展望台(9時オープン)に登りました。眺めは抜群でした。


聖母教会 (カトリック)


北方。クレーンがいっぱいあるのがわかります。


南方を望む。この塔はたぶん聖ペーター教会。

●新市庁舎の後は、聖母教会の中に入ってみました。


聖母教会は15世紀の建立だそうです。


中央はつり下げられたキリスト像。本当はもっと暗いです(^^;。


後ろにあった像。

●後で写真を見直してみたら、ミュンヘン市街で写していたのはこの早朝の写真だけでした。その後は疲れて写真どころではなかったのかも知れません。しかし、その後が本番だったんですけど(^^;。一応、聖母教会の後に回ったところを列挙しておきます。

◆レジデンツ宮殿
 宝物館と博物館がある。宮殿内はやたら広く、ひととおり見学するだけで疲れた。

◆美術の家(Haus der Kunst)
 美術館。企画展示と常設展示で入口が違うので注意。常設展示は現代アート系が多かった。現代絵画が好きな人にはお薦め。

◆アルテ・ピナコテーク
 14〜18世紀のヨーロッパ絵画を、国別に多数収蔵。圧倒的な広さと迫力。これもちゃんと見たら最低でも丸一日はかかります。昔の宗教画が好きな人にはお薦め。中にはレストランがあったのでそこで食事しました。

◆レーンバッハ市立美術館
 カンディンスキーの作品群やマルクの「青い馬」などの傑作を収蔵。ここも結構広く、内容も絵画だけでなく写真や彫刻、オブジェなど多岐にわたる。

●と、ここまでで午後3時過ぎになりました。ホテルに戻るには早いし、かといって美術館ももう回る気力がない(というか、美術で頭が飽和状態になりました(^^;)。伊藤君と相談の結果、ミュンヘン郊外にあるダッハウ強制収容所記念館に行こう、ということになりました。(つづく)


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