ドイツ紀行・その8


【フュッセン】(99.09.13)

●ドイツ(南部)観光と言えば、あまりにも有名なノイシュヴァンシュタイン城がありますね(^^;。この城があるフュッセンF殱sen)まで、日帰りで出かけました。ミュンヘンを朝9時に出発するICに乗り、約2時間です。やたら日本人が多く、ある車両は日本人の女の子ばっかりという状態でした(^^;。それにしても2時間は長かった。

●電車で伊藤君と話をしていて、「ドイツ人ってまじめというか、あか抜けないよね」という話になりました。私はドイツの音楽チャンネル(MTVみたいなやつ)も少し見ましたが、何だか音楽もあか抜けない。たまたま見たロックバンドがターヘだったからかも知れませんが(^^;。伊藤君によると、つい最近までドイツのベストテン番組で10週連続くらいで1位をぶっちぎっていたのは、何とマンボNo.5だったそうです(爆)。なぜ、マンボNo.5が? それは秋葉館の広告に江頭2:50が出ているのと同じくらいの疑問を生じさせます(笑)。また、10年くらい前に日本でもヒットした「99 Luftbaloon」を歌っていたNENAは、今も現役で活躍中とのことです。

●さてフュッセンに着くと、バスでホーエンシュヴァンガウ村に向かいます。そこには2つの有名なお城があります。まず、あまりにも有名なノイシュヴァンシュタイン城へ。ここもガイドツアー付きでないと入れないのですが、我々はあえて英語ツアーを選択しました(日本語ツアーは、団体客でないとダメかと思ったもので)。しかし日本人がいっぱい来ているので、日本語ツアーも選択できたようです。ちなみに、言語はドイツ語、フランス語、英語、日本語があります(スペイン語はあったっけか?)。英語ツアー選択者は日本語ツアーの人より早く入れたので、このときは「ラッキー!」と思いました(^^;。

●ノイシュヴァンシュタイン城はルートヴィッヒ2世が19世紀後半に築城した、かなり新しい城です。ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったという話はあまりにも有名です。しかしここも工事中で、見られないところがあったのは残念です。今回は、本当にどこに行っても工事でした。

●城からバス乗り場まで降りていく途中にあるレストランで食事をした後、近くのホーエンシュヴァンガウ城に向かいました。


下から見たホーエンシュヴァンガウ城。


こちらはノイシュヴァンシュタイン城。


城の周囲はこんな風景が広がっています。

●ホーエンシュヴァンガウ城はもっと古く、ルートヴィッヒ2世の父(マクシミリアン2世)が再建したのだそうです。こちらは日本語ツアーは団体客のみで、しかも係員が日本語の説明を収録したテープレコーダーを持って回るという形式です。英語ツアーは20人揃った時点で始めるというアバウトなもので、今度は日本人の団体ツアー客に先を越されてしまいました。しかし中身は堪能できました。

●さて、2つの城のほとりにアルプ湖があります。団体ツアーの客はなかなかこちらに来ないのですが、もし個人で旅行される機会があれば、ぜひ湖の周りを散策してみることをお薦めします。


アルプ湖。水着の若者がたくさん泳いでました。


湖水はこれだけ澄んでいます。

●で、おあつらえ向きに貸しボートがあったので、伊藤君と2人で湖に漕ぎ出してみました。


湖から見た2つの城。左がホーエンシュヴァンガウ、右がノイシュヴァンシュタイン。


素晴らしい景色とおいしい空気。心も体もリフレッシュ(笑)。

●ということで、大いに満足して帰りました。伊藤君はちょっと疲れたようでしたが(私のせい?)。で、夜はミュンヘンの有名なビアホール「ホーフブロイハウス」でビール&食事。ビールはおいしかったのですが、食事は・・・(後で姉から「あそこはたいしてうまくない」と怒られました)。そこで伊藤君と相談し、翌日(実質的な最終日)はミュンヘン市内を観光することにしました。


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