| <モアパワー、モアトルク、そしてモアフィーリング。 スカイラインは走りを進化させてゆく中で、パ ワーやトルクの絶対性能を引き上げてゆくと 同時に、感覚性能の向上を目指した。人とクル マの一体感。それは、操作した通りにメカニズム が作動するだけでは言い尽せない。一瞬一瞬 のドライバーの意識を読み取るかのように、 時にアグレッシブに、時にジェントルに反応して みせる活き活きとした特性が求められる。こ の極めて繊細な人とマシーンの交感を、スカイ ラインはシリーズ最強RB20DETを筆頭に 具現化。スポーツの躍動をエンジンに満たした。 ハイフローセラミック・ボールベアリング・ターボ スカイラインが、またしてもターボを大きく進 化させた。タービンローターに軽量で抜群の耐 熱庄を誇る“ファインセラミックス"(窒化ケイ素)を採用 し、鋭いレスポンスを獲得。また、摩擦抵抗を 著しく低減するボールベアリング軸受を使用、 加速応答性を高めた。アクセルを踏み込んだ 瞬間、右足の荷重にシンクロし、一気に湧きあが る強大なパワー。ターボラグがスポーツの醍醐 味を求める気持ちに水を差した時代は終った。 レスボンス、パワー、トルクを向上。ADポート 吸気系においても、スカイラインは巧みなチュー ニングを施した。吸気マニホールドと吸気ポート の内径をなめらかに絞り込んだADポート(エ アロタソナミックポート)。混合気の流れを速めて 吸人効率を上げ、レスポンスなどを向上させる。 スポーツ・ランの極みへ。高機合クカニズム群 カムシャフトが、じかにバルブ開閉を行なう直動 式のハイドロリックバルブリフターば優れた高回 転域特性を引き出し、またメンテナンスフリー。 点火系には、好評のNDIS(電子配電点火シス テム)。各気筒ごと計6個の小型・点火プラグ直 結イグニッションコイノレを内蔵し、ロスのない安 定した点火エネルギーを供給する。その他、空冷 式インタークーラー、クロスフロー冷却システム など精鋭メカが高回転・高出力化を支えている。 |